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お知らせ・納入事例
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
2020.10.27
今回のスゴイ働き方改革のご紹介は中日本高速道路株式会社 金沢支社 金沢保全・サービスセンター様です。
北陸道、名神高速、東名、中央道などの高速道路を維持運営管理する大企業です。
その一部門である金沢保全・サービスセンターでは今年オフィス改革を実行しました。
今では北陸三県はおろか、全国のグループ会社からオフィス見学者が後を絶たないようです。
オフィス改革に必要なのはトップの想いを実現するための「コンセプト」づくりです。
中日本高速道路株式会社様では
1.コミュニケーション
2.イノベーション
をコンセプトに掲げ、オフィス改革を進められました。
このようにオフィス改革の取り組みを自社でまとめて冊子にし、全国のグループ会社に発信されています。
実際に使っていらっしゃる社員様の声も視覚化され、とても分かりやすくなっています。
「山岸社長、タコツボ化している組織をどうやって活性化し、コミュニケーションを促進するかが一番重要なんです!」
と熱く語るのは納谷佳行所長です。
成功するオフィス改革に共通するのは、絶対にやり遂げたいという強い思いをもった「リーダー」がいることも重要です。これは間違いありません。納谷所長は間違いなくそのお一人です。
コミュニケーション促進のために「フリーアドレス」。縦、横、斜めの交わりが生まれました。
しかし、机と椅子は新しいものを買わず既存品を使用し、また有線でのパソコン業務を継続しています。
「オフィス改革に必要なのは新しいオフィス家具や無線LANではないんです!大事なのはやりとげる気持ちなんですよ!」
と納谷所長。その通りです。感服です。
フリーアドレスのため、会話が聞こえちゃう。だからわかっちゃう。
このような普段からのコミュニケーションが生まれているので情報伝達目的の会議は必要なくなったようです。
通常なら席が離れているため会話が生まれないような工事部門の上司と管理部門の部下の会話が日常的に生まれているようです。
それが組織を活性化します。
上司と部下の距離が程よく保たれるため、「付き合い残業」がなくなりました。
近くに上司がいるとどうしても帰りづらいですよね!
フリーアドレスにすることで上司と部下間に適正な距離感が保たれ、近くにいればついつい無駄に時間をかけていた指導も大変効率的になりました。
オフィス改革にメリットはあってもデメリットはないと更に強調されていました。
収納も個人ロッカーを採用し新しいオフィスでは収納スペースが以前の1/3に。また印刷量も1/2以下になりました。
これからは更にオフィスをICT化で高度化したいとのこと。
まだまだ夢が広がりますね!
山岸製作所には出来ていないことがたくさんあります。
もっと励まなければと勉強させていただきました。
皆様、ご興味あれば中日本高速道路様を一度見学しませんか?
必ず感化されますよ!
「オフィスは投資、経費ではない!」
納谷所長のその言葉に勇気をいただきました。(山岸晋作)