クラッセ デ リンテルノレポート【観葉と苔～珠洲焼アレンジ～】

2020.11.7

先日久しぶりの【Classe De L’interno（クラッセ・デ・リンテルノ）】を開催致しました。

今回は株式会社 総合園芸 バーンズガーデンセンター 代表取締役社長の徳本真一さんを講師にお招きし、
苔植物の珠洲焼アレンジを学びました。

まず初めに、珠洲焼の鉢と植物選びのご説明。

今回使用した珠洲焼の鉢は、金沢市出身の陶芸家 宮脇まゆみさんの作品で、
昨年総合園芸と個展でコラボレーションしたそうです。

珠洲焼は鉄分を多く含んでいる為、独特の黒くマットな質感で、
多気孔なことから植物の鉢として最適とのこと。

そして、仕上がりをイメージしながらの植物と鉢選びです。
皆様真剣に悩みながら選んでいらっしゃいました。

植え込みは徳本さんの手ほどきを受けつつ、植物の角度や高さを見ながらバランス良く調整していきます。
水苔をぎゅっぎゅっと詰める工程では、立ち上がって行う姿も！
皆様とても楽しそうに、集中して作り上げていく様子が印象的でした。

理想の形になったところで苔を被せて、植え込みの完成です。

そして今回はもう一つ、松ぼっくりに苔を植え込む
”苔ぼっくり”のレッスンもして頂きました。

手順はとっても簡単！
バランスを見ながら松ぼっくりに苔を押し込んでいくだけ。
簡単にかわいい、苔ぼっくりの完成です。

最後に、植え込みは鉢ごと、苔ぼっくりはそのままざぶんと水を張ったバケツに入れるという、
大胆な水やり方法をレクチャー頂き、終始和やかな雰囲気の中レッスンを終えることができました。

完成後は、参加者同士作品を見て回ったり、写真を撮ったりと、
充実した時間をお過ごしいただけたようで、とても嬉しく思います。

お帰りの際には、手土産としてリンテルノのご近所 果樹園さんのフルーツゼリーをお渡しさせて頂きました。
旬のフルーツがゴロゴロ入った贅沢なゼリーです！

ご参加頂いた皆様、有難う御座いました。

リンテルノでは、今後も季節に合わせた豊かな時間を作り出すレッスンを開催していきたいと考えております。