テレキューブはまるで電話ボックスのように、社内のあらゆる場所に設置ができるスマートワークブースです。
フリーアドレスを導入しているオフィスでは、部署を横断した会話がやりやすいことからイノベーションが起こしやすいと言われています。しかしそのメリットと引き換えに、なかなか集中して作業をするスペースが確保できない、また守秘義務のある会議や個別面談などはオープンスペースではやりづらいという声も多く聞かれます。
その対策として一番簡単なのは、会議室をオフィスに多く設置することなのですが、個室のブースの設置は、施工を行うと大きな費用がかかってしまいます。
そこで、最近では後から設置できるブースが販売されています。それがテレキューブです。中にはテーブルとイスが設置されている上、防音対策もしっかりとなされているので、会議の内容が外にもれることもありません。
WEB会議や電話の商談で利用する1人用タイプのほか、個別面談用、小グループでの会議用とサイズも様々に用意されています。
現在、テレキューブには2種類あります。オフィスに設置するタイプのテレキューブと、駅や空港、オフィスビルなど各地に設置されている会員登録して個人で利用できるテレキューブです。
それぞれにメリットがあるので、使い分けることでより良いオフィス環境を整備することができるでしょう。
まずは会員登録をして、各地で個人使用できるテレキューブ。メリットはテレワークなど、多様な働き方に対応するサービスです。
働き方の多様化に伴い、時間や場所に柔軟性を持って働けるテレワークが注目されていますが、テレワークではカフェやサテライトオフィスなどが多く使われがちです。しかし、そういったオープンな空間はセキュリティ面で問題があり、守秘義務のある情報の記載された資料の利用や電話での打ち合わせなどには使いづらいということも多いようです。
個人使用できるテレキューブは、セキュリティの保たれた静かな環境で人目を気にせず安心して資料作成や電話・ウェブミーティングができる上、駅や空港、オフィスビルなど交通に便利な場所に首都圏を中心に設置され始めています。
https://www.yamagishi-p.co.jp/lscena/telecube/
オフィスに設置できるテレキューブは、集中しての作業のほか守秘が必要な会議、近年注目されている1on1ミーティングなどの利用がオススメです。
個室のブースの設置は、施工を行うと大きな費用がかかります。しかしテレキューブは1ヶ月、6ヶ月、12ヶ月の月額払いシステムもあるので、必要な時に必要な数だけ設置することができるのがメリットです。
WEB会議や電話の商談で利用する1人用タイプのほか、個別面談用、小グループでの会議用とサイズも様々に用意されており、必要に応じて導入することが可能です。
個人利用のテレキューブを利用する際、一番知りたいのがどこに設置されているのかということではないでしょうか。
個人利用のテレキューブの設置箇所は、
上記から探すことができます。現状は首都圏の駅を中心に1人用のテレキューブが設置されており、集中して作業ができる空間は今後も広がっていきそうです。
オフィスに設置できるテレキューブは、実際にどのように使われているのでしょうか。
まずは大企業や外資系企業で多く導入され、とくに人事部門など同じ会社内でも他部署には見せられない情報を管理する部門での利用が多いようです。それ以外では監査法人などの利用も多いようです。
実際に使用した声を見てみると、密閉されてはいるものの換気機能も付いているので息苦しいということもなく、ガラス張りのドアにはロールカーテンが設置されているので集中して作業ができると評判のようです。
電源も十分確保されているほか、タッチパネルのディスプレイが別に設置されているものもあり、オンラインミーティングが自分のPCを使わずにできるほか資料の共有も簡単だと評判になっています。
ネット上でのテレキューブの評判としては、特に外出中にPCの画面を見られる心配がないので安心という意見が多いようです。ただ防音に関しては安全面を考慮して、少し物音が聞こえるように設定されているせいか、完全防音を期待していた方は気になるようです。気になる方はイヤホンをつけて音楽を聞くなどの準備はしておいた方が良さそうですね。
しかし駅にある利便性から、お店での会計や移動の時間の短縮を図ることができたり、人目を気にせず作業ができるため、プレゼンや商談のちょっとした事前練習でも使えるとの意見もあり、今後ますます利用されていくと思われます。