Topics
お知らせ・納入事例
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
2020.8.19
今回の働き方改革事例紹介は金沢信用金庫様です。
金沢信用金庫様は1908年9月の発足以来、明治、大正、昭和、平成と時代が移り変わる中、北陸の地をふるさとに地域の皆様とともに歩み続け、2018年9月には創立百十周年を迎えました。
金沢信用金庫様では、「金融を通して地域経済の発展に貢献し、幅広い社会活動により地域社会づくりに貢献する。魅力ある職場を通して、職員とその家族の幸せを実現する。」ことを経営理念とし、地元企業のご支援はもとより、地域環境保全活動や金融教育支援など多方面にわたる社会貢献ができる企業を目指しているほか、職員が働きやすく、働きがいのある職場づくりに努めておられます。
2020年2月、金沢信用金庫様は南町にある本店のオフィスをリニューアルされました。
金沢信用金庫様が抱えていた課題
・オフィスのワンフロア化
・コミュニケーションの活性化
【オフィスのワンフロア化】
リニューアル前は4Fに1部署、5Fに3部署と同じビルの中に部署が点在しておりましたが、今回はこの4部署をワンフロアに集約致しました。
将来的にはフリーアドレスを目指し、モバイルパソコンやスマートフォンの配布を順次進めていらっしゃいます。
リニューアルにあたり、当初は反対する方もいらっしゃいましたが、実際に執務スペースが綺麗になると今までの否定的な意見とは違い、肯定的な意見が出始めています。
例えば卓球台を置いてみても面白いなどの声も上がっているそうです。
また以前は複合機・プリンタ等のOA機器が各部署に1台以上ございましたが、今回のリニューアルを機に1カ所に集約致しました。
【Before】事務所は暗いイメージで、書庫の占有スペースがとても多かった
【After】ペーパーレスを実施し、書庫を大幅に削減。執務スペースとして有効活用しています。
【コミュニケーションの活性化】
金沢信用金庫様が抱えていた課題の一つがコミュニケーションの円滑化でした。
従来は、他部署との交流が希薄でしたが、今回のオフィスの集約化により書庫の削減とワンフロアに4部署が集約したことで、社員それぞれの業務内容が見える化し、他部署との交流が増えフロアがにぎやかになりました。
ファミレス席や大型のハイテーブルの導入により、以前では会議室で行っていた会議も少なくなり、簡易的な打合せや、立ち会議が多くなり、時短につながっています。
ファミレス席の横には雑誌架も設置し、こちらの席で少し休憩がてら新聞や雑誌を読むことでリフレッシュ効果が出てきたようです。
今回のオフィスリニューアルは当行にとってとても大きな第一歩でした。
歴史があり、大きな規模の企業が変わることは大きな困難を伴います。
そしてこのプロジェクトを通して、オフィス改革により生まれ変わろうとするご担当者様のご苦労や、社員の皆様の喜びを肌で感じることができました。
ご担当者様も今回のオフィスリニューアルを行ったことで、社員の皆様からうれしいお言葉を多く頂くことができたとお話しくださいました。
私もご担当者様の喜々とした姿を拝見し、とても誇らしく感じました。
(堀翔太)