金沢美術工芸大学様

• 家具納入
• 教育機関

2024.6.20

今回ご紹介するのは、石川県・金沢市に位置する「金沢美術工芸大学」(以下、金沢美大）様です。

昨秋、金沢市・小立野に移転となり、広大なキャンパスを有する新校舎となりました。
計7棟で構成される新キャンパスは、石川県立図書館と隣接しています。

今回は主に、家具・什器のセレクト・納入のお手伝いをさせていただきました。
※写真は昨夏の様子です。

 

こちらは2号館の図書館の様子。現在ではすっかり書架に本がすき間なく並べられておりますが、
写真は納入したばかりの空っぽの書架。
ずらりと並ぶブリック色の書架に、ホワイトのアントチェアが映えます。
アントチェアはアルネ・ヤコブセンがデザインした名作チェア。背もたれから座面が一枚板でつながっており、
まるでアリンコの胴体のような見た目から、日本ではアリンコチェアとも呼ばれています。

 

下はアルヴァ・アアルトによるチェア69。

 

3号館は広々とした学生ラウンジがあります。

売店も併設されており、学生ラウンジ横にはテラス席も設けられています。

 

4～6号館が主にそれぞれの専攻の工房のようになっています。
下の写真の工房で使用される椅子は特注で、あぐらを掻いて作業ができるような造作家具。

 
こちらは作品を展示するため、5号館の廊下壁面に設置された造作のガラスショーケース。
ショーケースの中には作品を美しく見せるための照明も備えられています。

 

構内に取り入れられた緑は青々しく、室内にいても自然が感じられます。

大きなキャンパスにはまだまだ見どころがたくさんあります。
地域の皆さま、機会がありましたら、是非足を運んでみてください。
今後も創造豊かなアイデアや作品がたくさん生まれる学び舎となることを願っております。（担当：松柳）