株式会社北國銀行小松支店様

• 家具納入
• 金融

2023.4.25

今回の納入事例は株式会社北國銀行小松支店様です。

北國銀行様（以降、お客様）は創立から約80年間にわたり、地域とともに豊かな未来を築くことを理念に掲げ、地域に寄り添ってこられました。

2021年10月には北國フィナンシャルホールディングスを親会社とした組織改編を行い、銀行業に限らず、地域のコンサルティング＆アドバイザリーやデジタル化など、地域総合会社を目指し、お客さま・地域の幅広いニーズに対応されています。

こうした中、社会の変革に合わせ、従来の銀行店舗のあり方も見直ししていこうということで、次世代型の店舗づくりについてのご相談がありました。
要望は、デジタル化・キャッシュレス化の進展に合わせ、将来的な業務拡大、サービス内容変更に柔軟に対応できるよう、お客様自身が空間をプロデュースできるようにすることでした。

ご提案させていただいたのは可変式の次世代カウンターです。様々な形に変更できるという特徴があり、業務内容に応じてカウンターの高さを変えたり、組み換えすることで打合せデスクにもすることができるというものです。
これまでの「銀行店舗」を彷彿させる無機質な素材ではなく、木目を活かした暖かく柔らかいイメージとし、良い意味で「銀行店舗」のイメージを払拭した次世代型の店舗を目指しました。
将来のプランをイメージしながら幾度と打合せを重ね、什器のデザインから制作、導入まで一括して当社が承りました。

 

下記写真では6番カウンターがハイカウンターになっています。
入出金などスピードが求められるサービスの際はハイカウンターとし、コンサルなど腰を据えたサービスが必要の際にはローカウンターに切り替えられるように設計しています。
昇降の切り替え作業は手動式ですが、女性2人でも簡単に
組替できるようになっています。

 

以下の写真は冒頭にあったブースの一部を組み替えた一例です。
カウンターから打合せデスクへ組み替えて利用することが可能です。

 

多機能な組み替えが可能な仕組みに次のような秘密があります。
弊社が設計したパーツの組み合わせとなっており、1つ1つのパーツを分けて組み合えることができるようになっています。

 

まとめ

北國銀行小松支店は今回の次世代型カウンター導入の第1号となる店舗で、今後も随時、次世代型カウンターを利用した支店が増えていく予定です。他店舗にも同じ商品を納入することで、環境に配慮したサスティナブルにも繋がるとのご意向からです。

弊社は国内外の多様な家具メーカーの商品を組み合わせて、お客様のニーズに対応したご提案を行っておりますが、今回のように造作家具の製作も可能です。

従来の家具だけでは実現できない課題がございましたら是非一度、弊社にお問い合わせください。

どのような要望でも真摯に受け止めて、考えられる最善の案をご提案させていただきます。

担当：松柳