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お知らせ・納入事例
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
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2022.5.9
今回の納入事例は「小松ウォールアイティ株式会社」様です。
昭和46年10月13日(西暦1971年)に創業され、昨年10月で50周年目を迎えました。同社の仕入れ先である小松ウオール工業株式会社は間仕切り業界第1位のシェアを占め、高い影響力を与えています。
今回は50周年と社長交代という節目の中で、社員たちが働きやすいように働き方改革も見据えた事務所レイアウトの相談を受けました。
我々が提案させていただいた取り組みは「働き方改革を実現するために、社内改革を行い、空間の最適化をするためにペーパレスやフリーアドレスを積極的に目指す」というもの。
机や椅子を新しく買い換えましょうという提案だけでなく、問題解決のプロデュースもさせて頂きました。
【小松ウォールアイティ株式会社の課題と解決方法】
課題を絞り込んでいくと次の3点にまとめられました。
我々は、2階の事務所スペースが手狭になってきているにも関わらず、3階は住居として使用していた空間に着目し、2階と3階を有効利用しつつ、会議室やショールーム機能を持つ空間を作ることにしました。
まず2階の事務所スペースと3階の会議室スペースは完全にフリーアドレスにしました。
社員は2階か、3階が空いている間は仕事が行えるようになりました。
フリーアドレス化された2階事務所スペースです。
社員にノートパソコンを支給し、フリーアドレス化したことで、事務所がきれいになりました。
帰宅時は各自が使用した机をきれいに整えて、書類は個人の書類ボックスに入れて帰るルールを徹底しています。
不要な書類を整理し、専用の書類スペースを設置(手前の棚)。個人用の書類ボックスも右隣に併設されています。
集中した作業ができる個人ブース、さっと打合せができるホワイトボード。小松ウォールアイティ株式会社様の自社製品です。
3階の会議室スペースは小松ウォールアイティ株式会社様の十八番である動く間仕切りが取り付けられており、広い会議室スペースを区切ったり、1つにしたりすることができます。
また、ユニークな3階空間はショールーム的な機能も兼ね備えられています。
会議室スペースとショールームを兼ね備えた3階。
フリーアドレス化されており、仕事の内容や目的で自由に場所を利用することができます。
デスクと椅子を設置させていただきました。
1人で黙々と仕事をしたいときに、テントにこもったり、テーブル(奥)を使ったりもできます。
テントのみ市販品を利用されています(弊社でご提案も可能)。
プロジェクトチームと対話しながら仕事が必要な場合は、そのためのスペースも複数用意されています。
こちらはリラックスした雰囲気でミーティングが弾むように場作りがされた対話スペースです。奥にはキッチンや冷蔵庫も見えます。
人工芝(手前床)とキッチン(右手奥)を設置させていただきました。キャンプ道具については市販品になります(弊社でご提案も可能)。
左奥の黒い壁は移動式の間仕切り(小松ウォールアイティ株式会社様の製品)で、壁の奥にはテントが並んでいる空間へと繋がります。
繋がる先の空間は次の写真です。
こちらの写真でいうと、右側の黒い壁が1つ上の写真の空間と繋がることになります。
間仕切りを開放すると、かなり巨大なスペースが誕生します。
小松ウォールアイティ株式会社 代表取締役 鍛治様にもご満足頂けました。鍛治社長ご自身もフリーアドレスの空間でお仕事をされるそうです。
【小松ウォールアイティ株式会社様からの感想】
人手が増えたことで狭くなっていた事務所が広く、新しくなり、さらにはフリーアドレスになったことできれいで快適な事務所になったとお喜びいただけました。
「きれいに快適になったので外部の人を招きやすくなった」
「最新の間仕切りを社内でも利用するようになったので営業での説得力が増しました。」
「フリーアドレスになったことと個人の書類棚を用意していただいたので、書類などをため込む事が無くなりフリーアドレスを上手く活用できていると思います」
「フリーアドレスになったことで就業が終わった後は必ず片付ける習慣ができました。お陰で事務所がきれいになったきっかけになったと思います」
「フリーアドレスは『自分の席が無くなる』という恐れをはじめは感じましたが、快適な面がたくさんあることを知ることができて本当によかったと思っています」
【働き方改革は社内改革でもある】
フリーアドレス導入に当たっては社内の反対がなかったのか、鍛治社長にお伺いしました。
鍛治社長はフリーアドレス導入前に弊社のフリーアドレス化された職場をプロジェクトチーム全員で見学に訪れた事が一番役に立ったとおっしゃっていました。
鍛治社長1人で見学していては、プロジェクトチームのメンバーにはイメージがわかない上に、トップダウンになってしまっただろうと。
プロジェクトチームのメンバーが弊社を見学され、フリーアドレスに納得してくれたことで、社内での導入もスムーズにいけたそうです。
『「働き方改革」「フリーアドレス」というと聞こえはいいですが、やってみるまでは勇気がいるでしょう。しかし、「働き方改革」や「フリーアドレス」という言葉がずっと叫ばれ続けているには理由があるはず。まずはチャレンジしてみる価値はあります。「ダメだったら元に戻す」くらいの気概でチャレンジしてはどうでしょうか?我々も現場ではそう伝えて始めました。』と、鍛治社長のご意見でした。
【最後に】
弊社では「働く空間をよりよくして、お客様の会社の生産性を高める」ことを目標としています。その点では小松ウォールアイティ株式会社様も同業です。
什器を搬入するのか、間仕切りを納品するのか手段が異なるだけです。
今回、弊社と小松ウォールアイティ株式会社様の「働く空間のプロ」の両陣営がタッグを組んだことで優れたご提案をさせて頂けたと思っています。
我々自身が成功を体験しているフリーアドレスやペーパレスの経験を今回の案件でも活かすことができました。
フリーアドレスやペーパレスといった働き方改革の事例を知りたい場合は是非、弊社の働き方改革が見えるオフィスショールーム L‘SCENA<リシェーナ>を見学頂きたいと思います。
また、弊社のお客様でも働き方改革に挑戦して成功しているところがたくさんいらっしゃいます。もし、働き方改革でお悩みの場合はご相談くだされば、弊社はもちろん、成功しているお客様もご紹介できます。 担当:横山
【プロジェクト情報】
レイアウト図
2階の見取り図です。提案書につき実際の納品とは若干違いはございます。
①部分は書類棚と個人のボックスが設置されている場所です
3階の見取り図です。提案書につき実際の納品とは若干違いはございます。
①可動間仕切りの壁です
②キッチンを設置した場所です
③見取り図では机ですが、丸い人工芝とキャンプセットで円陣を組んでいる場所です