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お知らせ・納入事例
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
2021.12.15
今回の納入事例紹介はタマダ株式会社様です。
タマダ株式会社様は地下タンクや防火水槽の設計・製造を手掛けられており、SF二重殻タンクでは全国トップシェアを誇ります。
また、製品には長年の実績と経験、ものづくりへの熱い思いがあり、独自の発想で確立したFRP素材と他素材を複合する技術とノウハウを持ち、全国的に活躍されておられます。
このオフィスリニューアルの目的は、「IT技術とともに部署の垣根を越えたコミュニケーションが活性化され、そこで働くすべての人が心地よく快適な環境を享受し、結果として個々の労働生産性が向上する」であると玉田社長は述べておられました。
しかしながら、タマダ様の課題は、他社に先駆けてモバイル環境を整備したにもかかわらず、それが横断的に浸透せずペーパーレス化や効率化に結び付いていいないことでした。
デジタル化を大胆に推進していくには働く空間を変えることも必要です。
この考え方に基づき、フリーアドレス導入をきっかけにした斬新なオフィス創りと新しい働き方導入を同時に進める弊社のオフィス改革プロジェクトが始まりました。
今回のプロジェクトの特徴は弊社が得意としているオフィス空間づくりに加えて、フリーアドレス導入の支援をさせていただいたことです。
フリーアドレス導入支援では、フリーアドレス導入時に起こりうる不安や課題の解決、ペーパーレスに向けての書類整理、その後の運用ルール、書類の廃棄スケージュールを
プロジェクトメンバーと一緒に考え、サポートさせていただきました。
書類整理でもっとも大変なのは断捨離作業です。今までは多くの書類をオフィス内に置き管理していましたが、プロジェクトメンバー同士でワークショップを重ねて話し合い、現状あるデジタルツールの整理や資料の共有化等を図り、ペーパーレスを促進させることができました。プロジェクトメンバーの皆さまはこの短期間で、社内調整も含めてよくここまで書類を廃棄されたなと感心します。
新しいオフィスの特徴はABW(アクティビティベースドワーキング)の要素を取り入れたことです。働き手の気分や仕事の内容によって、自ら働く場所を選べる、そんな先進的なオフィスです。
集中して仕事したい人のための個人作業用ブースや、通路に沿って設けられたカフェ風エリア、ワイガヤ式でコミュニケーションをとれる「ファミレス」席が用意されています。
また、空間に最適な照明をエリアごとに設定できるように、調光・調色可能な照明に変更しエリアごとに適した照明の調整が可能です。
1人での利用から複数人でのミーティングなどに利用できるエリア。
オフィス入口付近のエリア。
組み合わせて使えるテーブルタイプのデスクや、集中作業やWeb会議に利用できる個室ブースがあります。
新しオフィスにはグリーンも加わり、明るくなったオフィスのイメージをさらにUPさせています。
オフィスに隣接する会議室のパーティションもガラスに変更し、会議室からオフィスが見渡せるようになりました。
来訪者は新しいオフィスでスマートに働く社員の皆様の姿を見ることができます。
タマダ様のオフィスは玉田社長の目指す働き方に向かって生まれ変わりました。玉田社長が目指す新しいタマダ流の働き方は「ワークスタイル」と「ワークプレイス」が二つ揃って初めて動き出します。「ワークスタイル」と「ワークプレイス」が融合する重要性とそれを実行する決断力の大切さを改めて教えていただいた素晴らしいプロジェクトになりました。
担当:江丸