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お知らせ・納入事例
山岸製作所が働き方やオフィス改革を支援した中小企業のお客様の事例やL'SCENA<リシェーナ>からのお知らせを発信しています。
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2019.6.6
金大附属高校に大職員室ができたことは以前のブログで紹介しました。
あれから二カ月・・・。どのように働き方が変わったのか。
ワクワクしながら再度、金大附属高校を再訪問しました。
さて、山本校長先生に案内され、中に行ってみると、新しい大職員室は活気で満ち溢れていました。
会話や相談、たまには笑い声も。とてもイキイキとした先生方の姿が見えました。
毎朝、研究室に向かう前に大職員室で朝礼を行い、一日が始まる。そして席はフリーアドレス。
これは見事定着しているようです。目的はコミュニケーション&コラボレーションで「チーム附属を」つくることです
基本全員に持ち運びが簡単なモバイルPCが配布されました。
そして窓際の席はモニターがついています。
ノートパソコンの小さな画面では作業しづらいという声を受けて、窓際にはモニターを設置しました。
これなら大きな画面で作業できますね。
また窓際は運動場に面しています。
仕事をしながら部活の様子や運動会の練習風景も眺められるので、とても人気の席だそうです。
金大附属高校の新しいワークプレイスには特徴があります。美化委員長がいらっしゃることです。
北野真理恵先生。とても美しい先生ですが、実は・・・。帰りに片づけていなかったり、オフィスが散らかりだすことに常に目を見張らせているお目付け役なのです。
このような先生がいらっしゃるから規律が守られるのですね。納得。
「今後の課題は床に物を置かないこと」と語る北野先生。
こちらも美人先生。附属高校には華があります。
研究室には戻らず大職員室で仕事されていたので思わずその理由を伺いました。
「英語の資料を作っていても他の分野のことになるとちんぷんかんぷん。そんな時に大職員室では聞くと助けてくれる専門家がたくさんいるので、とても助かってます。だからここで仕事しています。」
と早速「チーム附属」が機能しているようです。フリーアドレスの効果ですね。
しかし、個人の固定席がないと所有物の置き場に困ります。
金大附属高校では食器棚を工夫しました。
個人の飲み物やお菓子などは名前入りの箱にいれて食器棚に収納しています。
これなら雑然とせずに、きれいなままを保てますし、コーヒーカップとセットで準備できますもんね。
なるほど!工夫してますね。
オフィスはWi-Fi環境ですし、なによりslackをつかって先生方はチャットや情報交換をしているようです。
オフィス改革は様々なところで加速度的に変化を生んでいるようです。
山本校長先生にお話を伺いました。
山本校長先生は私が生徒だったころは日本史の教諭でした。
当時は生徒から親しみを込めて「きっちゃん」と呼ばれていた人気の先生でした。
「このオフィスしたら自然とペーパーレスになり、会議時間もとても短くなりました。二か月前はとても心配してたけど、教科を超えて情報交換して助け合ってるみたいです。みんな集まっているから伝達しやすいですし。今はとても安心してみてられます。ただ、私だけ校長室に隔離されているのでとても寂しいけどね(笑)」
とても嬉しく思いました。
先生方の効率的で活気のある働き方は必ず生徒に伝播すると思います。
もっと変革が進めばよいなと思います。
そして学校の模様が地元新聞の経済欄に載りました。
「新しい職員室では、教員の座席が毎日入れ替わり、学年や科目の異なる教員同士で盛んにコミュニケーションが生まれるようになった。併せて情報を共有しやすくなり、持ち運びできるパソコンを増やしたことで会議時間の短縮に結び付いた。山本校長は「細やかな備品の置き方も見直しし、効率的な良い職場になった」と手応えを語る」
地方のワークプレイスがどんどん変革していくことで地方が変わり、日本が変わる。
民間企業だけではなく、学校や行政などにもオフィス改革をもっと普及させていきたいと思っています。
楽しみが増えていきます。
山本校長先生、ありがとうございました。