株式会社山岸製作所

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L'INTERNO

イベントレポート【家具とニットウェア デンマークのものづくり】

2019.11.19

【デンマーク家具とニットウェア展】の開催初日に、

リンテルノにてセミナーを行いました。

 

今回のセミナーは「家具とニットウェア展 デンマークのものづくり」をテーマに

株式会社メイデンカンパニーの加藤裕行氏と、

株式会社ワン・プロダクション 代表 岡崎基晴氏のお二人にお話しいただきます。

 

 

お越しいただいた皆様は、お好きなフィンユールのチェアそれぞれに座っていただいて

リラックスした雰囲気の空間の中で対談していただきました。

 

デンマークのコペンハーゲンにショールームを構える、この2つのメーカーは

品質が良く、長く使えるものづくりという理念で共通しています。

 

海洋国のデンマークでは、1年を通じて年中ウールを着用しているそうですが

アンデルセンアンデルセンでは、デンマークのフィッシャーマンが着ているニットをイメージし

保温性にあふれたセーターを生み出しています。

製作は意外にも、イタリア。

イタリアのものづくりのクォリティは非常に高いそうで、

自分たちが満足のいくものを、良い品質が保たれる場所で、自国にこだわらず製作しているそう。

一方フィン・ユールの家具も製作はデンマークと日本に分かれています。

フィン・ユールの当時の製作技術 表現に少しでも近づける信頼がおける工場が、日本にもあるそうです。

椅子の張地はウール100%の物が多いですが、ウールには元々防菌、防臭の機能が備わっており、匂いの付きにくい素材です。

カバーリングではなく、張り込みのフィン・ユールの椅子にも、機能性としてぴったりですね。

 

アンデルセンアンデルセンのセーターは、毛玉ができにくいのと、前後ろが無いのが特徴で、慌てて着ても大丈夫。

最低でも20年は着れるそうなので、メンテナンスをうまくすれば、一生ものですね。

また、家具は北欧の人達にとっては、受け継いでいくのが当たり前。

部屋には、両親より先の代からの古い家具が、リペアされながら大事に使われ、受け継がれていきます。

 

なので、服にしても、家具にしても長い使用に耐えられる堅牢な作りと、

いつの時代にも流されない、普遍的なデザインが求められるんですね。

デンマークの人々の生活の根底に、そのような理念が流れているということが、伝わってきました!

 

セミナー終了後はささやかではありますが、

デンマークのクッキーとコーヒーでおもてなし。

そしてお待たせしました。セーターやマフラーの試着タイムです。

ご試着された方からは「本当に暖かい!」とのお声が多数聞こえてきました。

 

家具とニットウェア展は24日(日)まで行っております。

この期間にお買い上げいただいた方には、ロゴ入りトートバッグをプレゼント。

セーターと家具を通じて北欧のものづくりの精神に触れられる良い機会です。

是非お越しくださいませ。