【納入事例】Aruto様

2024.8.6

今回ご紹介するのは、石川県・小松市に位置するイタリアンレストラン「Aruto」様です。
9/1（日）にグランドオープンされます。
Aruto様の並びには「ARU」という既存店があります。
Aruto様は「ARU」のイズムを受け継ぎ、さらにクリエイティブな料理とサービスを提供される姉妹店です。

今回は新店舗へのカウンター／ダイニングチェア・フロア照明の納品をお手伝いさせていただきました。

 

カウンター席には、カールハンセン＆サンのCH24（通称：Yチェア）が並びます。

カウンターテーブルの天板は、小松・滝ケ原の石切り場から切り出される滝ケ原石が採用されています。
やや緑色を帯びた灰白色の凝灰岩で、目が細かく耐久性に優れているのが特徴。

小松市内には三大石切り場があり、観音町・大杉町・滝ケ原町の石切り場から成ります。
淡い灰色の天板とCH24の組み合わせは、建築の木材とも相まって、調和のとれた柔らかいシーンを創り出しています。
選定途中のさまざまな器たちがカウンターテーブルに置かれ、オープン前のワクワクが感じられました。※

※撮影はオープン前。

 

テーブル席には、造作の天板と黒いアイアン脚のダイニングテーブルに合わせた、arflex〈アルフレックス〉のRinn（リン）。

しなやかな木のアーム曲線と、どのアングルから見ても美しい凜とした佇まいが特徴です。
テーブルの脚部とチェアのフレームの色がブラックに統一され、カウンター席とのコントラストとなっています。
Rinn（リン）のシートはカバーリング仕様のため、メンテナンス性にも優れています。

 

フロアランプは、FLOS〈フロス〉のROSY ANGELIS（ロジー・アンジェリス）。

デザイナーはフランス・パリ出身の建築家兼デザイナー、Philippe Starck（フィリップ・スタルク）。
Kartell〈カルテル〉のルイゴーストや、ALESSI〈アレッシィ〉の伝説的なレモンスクイーザーをデザインしたことでも知られています。
フロアランプはシャープで繊細な3本の脚部と、ふわりと掛けられたファブリックのシェードが柔らかく繊細な明かりを生み出します。

 

今回は青空が広がる昼下がりの撮影でしたが、夜にはより一層ランプの明かりが映えるのではないでしょうか。

 

設計は、道上 拓哉さま。
道上さまは、今年新たに「SNW」という自身の設計・施工を行う会社を起業されました。
現在は石川県内で活動されています。

 

大きな天窓から差し込む心地よい陽射し、夜には間接照明がダイニングシーンを照らし、昼夜で異なる表情が生み出される素敵な空間でした。
Aruto様は9/1（日）にグランドオープン予定。新幹線も開通し、ますます活気づく小松市の新たな目的地となるよう祈っております。

 

〈担当より〉
この度は、新店舗の家具納入をご用命いただき、誠にありがとうございました。
家具の仕様決めの際、オーナー様ご夫妻は一つ一つを丁寧に検討されておられ、Aruto様で提供されるお料理もこだわっておられることを感じました。
今回はイタリアの家具もご採用いただきましたが、イタリアは食事の時間をとても大切にするという文化があります。
是非多くの皆さまにAruto様で大切な人と素敵な時間を過ごしていただきたいと思います。（担当：丹波）