株式会社山岸製作所

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L'INTERNO

クラッセ デ リンテルノ レポート【雨に踊る。イブーさんのグリーンスワッグ】

2021.7.30

今回の【Classe De L’interno(クラッセ・デ・リンテルノ)】は、

花屋「hibou イブー」の山本亮さんを講師にお招きし、グリーンスワッグづくりを行いました。

「hibou イブー」さんは金沢市笠市町にある築100年以上の町家を改装した中にお店を構える花屋さんです。

山本さんにスワッグに似合うよりすぐりのグリーンをご用意いただきました。

 

スワッグとは花や植物などを束ねて壁にかける飾りのこと。

今回使用したのは、この季節にぴったりな瑞々しいグリーンたちです。

 

【ユーカリ ロングリーフ】【ユーカリ ポポラスベリー】

ロングリーフはシャープに尖った葉のかたち。草原のような爽やかな香りを楽しめます。

ポポラスベリーは丸みのある葉っぱと実が生っています。

 

 

【きりふき草】 そよそよと涼しげ。

 

【エリンジウム】【瑠璃玉アザミ】 青みのある色合いに夏らしさを感じます。

 

スワッグは花束のように束ねることもできますが、今回は【馬酔木-あせび-】の木を軸にしてワイヤーを巻き付けてグリーンを固定しました。

縦に流れるようにイメージしながら葉を枝に沿わせていきます。

 

ポポラスベリーの実の部分は乾燥すると黒ずんでいくので、全体のバランスを考えて余分なところは切り落とします。

スワッグはドライになった状態でも飾っておけるので、色の変化も想像しながら組み合わせるのが腕の見せ所。

 

思い思いに作業を進めていくうちに、気が付いたらどんどんボリュームが増していきます。

そんな時は離れた位置からも見て、吊り下げたときの見え方をチェック。

 

一番最後のワイヤーの締めはコツがいるとのことで、ここはプロの山本さんにやっていただきました。

仕上げに、ワイヤーを隠すために麻のリボンを巻き付けます。

ブルーとグリーンの色合いが健やかな印象のスワッグが出来上がりです!

同じグリーンを使用してのスワッグづくりですが、葉の配置の仕方によってそれぞれの個性が現れたスワッグになりました。

 

今の季節は乾燥するまで1週間程度。直射日光や強い光は退色の原因になるので、

日陰の風通しの良い場所に置いておくと長持ちしやすいそうです。

これからドライになるまでどんな風に色が変わっていくか、その過程も楽しみです。

 

 

レッスン後には、リンテルノのご近所「果樹園」さんの季節のフルーツを使ったゼリーを頂きました。

鮮やかなフルーツゼリーたちに舌鼓を打ち、ほっと一息。

 

今回レッスンにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今後も心豊かな時間をご提案できるレッスンを開催して参りたいと思います。