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ダイニングテーブルに保護マットは必要か

ダイニングテーブルに保護マットは必要か

 

ダイニングテーブルの傷や汚れを防止するにはビニールマットとよばれる保護マットを利用することがあります。ダイニングテーブルを購入する際、一緒に保護マットを購入するべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか。

ほとんどの方は、「テーブルの傷や汚れを防ぎ、本来の美しさを長く保ちたい」という理由で購入を検討されるのだと思います。

 

しかし、ダイニングテーブルを購入しても付属として保護マットが付いてくることはほとんどありません。

 

ではなぜ、保護マットを敷こうと考える方が多いのでしょうか。

ここからは、保護マットを敷くことで得られるメリットとデメリットについてみていきましょう。

 

 

■保護マットを敷くメリット

ダイニングテーブルに保護マットは必要か

 

一番のメリットは、保護マットを敷くことで傷が付くのを防げることではないでしょうか。

ダイニングテーブルはなかなか高価な買い物です。

いろいろなお店をまわって、やっと見つけたお気に入りのテーブルに傷が残ってしまっては嫌だ、と考える方は多いと思います。

 

保護マットを敷いていれば、ある程度の傷は防ぐことができます。

また、保護マットの上の汚れであれば簡単に落とすことができますので、お手入れが楽というのも大きなメリットとなるでしょう。

 

また、食器とテーブルの天板が当たることで出てしまう不快な音も、保護マットを敷くことで吸収してくれる効果があります。

マンションやアパートなどにお住まいで、隣家への騒音を敏感に気にする方にとっても、テーブルマットは有効と言えるでしょう。

 

 

■保護マットを敷くデメリット

 

それでは保護マットを使うことによるデメリットはないのでしょうか。

一番のデメリットは、材質そのもののあたたかみが感じられなくなるという点ではないでしょうか。

ダイニングテーブルは木材で作られたものが圧倒的に多いかと思います。

 

また近年はナチュラル志向により、木の質感が感じられるシンプルなものが好まれる傾向にあります。

そういった木のあたたかみが最大の特徴でもあるダイニングテーブルに、ビニール製のマットを乗せてしまっては、せっかくの趣も台無しになってしまうことも。

 

遠目から見た分にはそう大差はないかもしれませんが、質感は全く別のものになってしまいますよね。

天然の木材だからこそできる傷や色の変化が楽しめるのも、無垢材家具の大きなポイントかもしれません。

 

 

ダイニングテーブルは買った時の新品の姿を保つのも良いかもしれませんが、長い時間一緒に過ごす家具だからこそ、経年の変化を楽しみ、より愛着のあるものにしていくという楽しみ方もあるかもしれませんね。

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