家でリラックスできるのは当たり前だと思っていませんか?
しかし最近、家の中でリラックスできないという悩みを抱えている人もいるようです。
その原因を探りながら、家のリラックス空間のつくり方をみていきましょう。
家でリラックスできない原因のひとつが、家族への過度な気遣いや、コミュニケーション不足が考えられます。
家族への愛情が深いほど、心配も募り気遣うことも多くなります。
またコミュニケーション不足がストレスとなり、リラックスしたくてもできない原因になります。
外的要因として家でリラックスができない原因には、室内の乾燥もあげられます。
瞳や喉、鼻腔が潤っていれば、体をコントロールする自律神経も整いリラックスモードになります。
しかし、潤い不足になると、神経が興奮状態になりやすくリラックスできないのです。
家でリラックスすることは、家族間でリラックスすることでもあります。
気遣いは社会の中だけにして、家では相手を思いやる気配りはしても、自分をすり減らす気遣いはやめましょう。
また、頻繁なコミュニケーションも必要です。
言葉にすることでストレスが減り、家の中が家族みんなのリラックス空間になります。
また、湿度にも気を配りましょう。
加湿器を利用し湿度50パーセント前後を保つようにしましょう。
一時的に湿度を上げる方法として、霧吹きで部屋に水をまくのも良いでしょう。
また、換気扇をかけずにお風呂に浸かると、立ち込めた湯気で喉や鼻腔の潤いが持続します。
バスタイムが癒しの空間になり、芯からリラックスできるでしょう。
毎日の暮らしの中でリラックスするには、見上げる習慣を持ちましょう。
昼なら、窓から空を見上げてみましょう。
空を見上げると、高ぶった神経を静める効果があります。
夜なら、窓から月を眺めてみましょう。
月の優しい光は、緊張をほぐす働きがあります。
月明かりが差し込んだ部屋は、癒しの空間にもなるのです。
リラックス空間は、家の中に風を通すだけでもつくれます。
特にひとり暮らしの場合、窓を閉めたままでいることも多く、間取り的に風の通りみちがないこともありますが、一日一回は窓を開けましょう。
新鮮な空気を入れることで気持ちもリフレッシュし、自然と寛ぎやすくなります。
また、家具の配置を変えて窓や壁が見える範囲を広くすると、部屋が開放的に感じることができます。
家でリラックスできないのはつらいものです。
しかし、天然木の家具を取り入れる、照明の色を暖色系に変えるといった小さなアクションでも、家の中をリラックスできる空間に変えられるのです。
日々のライフスタイルを豊かにするために、その日の疲れはその日のうちに解消できるよう、家具の配置やデザインにもこだわりを持って選んでみてください。