さて、今回のイノベ研は金沢大学の松島大輔教授です。
松島先生は金沢大学の新しい学域である「融合研究域」の教授です。
去年ANAクラウンプラザホテル金沢で開催されたJAIST(北陸先端科学技術大学)主催のマッチングハブで互いにパネリストとして登壇したときに初めて(?)お会いしました。
初めて(?)としたのは実は松島教授は私の高校の2つ下の後輩だからです!
当時はあまり接点はなかったのですが、多分高校で会っていますよね。
松島教授は東京大学出身で現在の経済産業省に入省されました。
インドやタイなどの海外で赴任された後、退省され、長崎大学で教鞭をとられました。
そして出身地の金沢大学へ。大変面白い試みをされていらっしゃるのでイノベ研にお誘いしお話しいただきました。
松島教授は利発なだけではなく、海外での経験が豊富且つ懐が深くでとても魅力的な方です。
偉ぶらず押し付けない、そしてともに一緒に考えながら進んでいこうという姿勢が大好きです。
この学域で進めている人材開発は課題に対するソリューションを見つけることではなく、課題そのものを見つけられる人材を育てること。
課題が見つかれば、それを解決するリソースはむしろ大学中に溢れている。
そのリソースを提供するのが大学の役割だとはっきりとおっしゃいます。
そして、日本独特の商習慣ではスタートアップで急成長するのは難しく、今地域に求められるのは
「リスタートアップ」だと言い切られます。
まさに、その通り!
連綿と続く長い歴史をもつ企業がいかに時代に適したリスタートをきれるかが生き残りの鍵です。
松島教授の学域ではそのような人材を育てるためにインターンシップを実施されています。
地域の企業に学生を派遣し、企業の課題を見つける。そしてその課題を大学のリソースを使って解決する、そんな学びを提供するインターンシップです。
まさに、今必要とされる人材が育つと感じ、松島教授と意気投合。
イノベ研にお誘いするに至ったわけです。
色んなバックグランドを持った方がイノベ研に集まっています。
多様性が広いほど、生まれるイノベーションは斬新になるといわれています。
これからも経済人、学識者、研究者、いろんな人材と一緒に議論し、交流を重ねて新しい何かを生み出したいものです。
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