今回の働き方改革事例紹介はエイブルコンピューター様です。金沢を本拠点とするアプリなどのシステム開発を手掛けるIT企業です。
2018年の3月の移転をきっかけに素晴らしいオフィスに生まれ変わりました。
まずは社長室。腰痛持ちの新田社長が選んだのは上下昇降デスク「スイフト」。性能では日本一といわれるオフィスチェア「コンテッサ」をお使いいただいておりますが、それでも腰痛に効果がない!ということで立って仕事ができる働き方を選択しました。ほとんど立って仕事をされているそうです。
オフィスは固定席をもたない完全フリーアドレスです。窓際には立ち仕事ができる机が設置されています。高さを100cmに固定してあります。また、ノートパソコンを繋げられる大型モニターを設置しパソコンを用いた作業がしやすいように工夫しています。木の素材を活かして温もりのある雰囲気を作り出しました。もちろん座って作業できる机も用意されています。場所と姿勢を選んで仕事ができるって幸せなことですね。
個人ロッカーもこんなに小さいのです。収納を徹底的に減らし省スペースを実現しています。
打ち合わせも立ち会議。立って会議することも無駄な会議をなくす方法の一つです。だって疲れるから早く終わらせたいですよね。
エイブルコンピューターのスゴイところは創意工夫と熱意です。
木の素材を使った高さの異なる机を設置したり、窓際に机を配置したりするアイデアはもちろんスゴイのですが、もっとスゴイのは社長自ら「お茶」を立ててお客様をおもてなしするのです。15年以上の茶道経験を活かし、お茶の良さを伝えていらっしゃるのです。金沢に住まう経営者の鏡です。キッチン手前のテーブルで、カッコつけずにさらっとお点前する。それも創意工夫。粋やなー。
フリーアドレスを開始したときの問題は社員の席が固定化したことです。新田社長はそれを打開するためにフリーアドレスの目的を熱心に社員に説き続けたそうです。そして今では誰もが毎日違う席に座るフリーアドレスがうまく機能しています。その社長の熱意がスゴイ!
創意工夫と熱意が成し遂げたオフィス改革です。
働き方改革を推し進める企業のお手本になると思いました。
金沢インテリアマエストロ山岸では、家具に関しての情報を配信しています。
メルマガにご登録いただきますと無料で新着記事の通知をメールで受け取ることができます。ぜひご利用ください。