1月12日(金)金沢は大雪になりました。多くの車が雪に埋まって脱出不可能な状態。そんな中、北陸新幹線を使って、一路東京の霞が関へ。先日、総務省の皆様が弊社を視察くださった後、「是非総務省へも遊びに来てくださいね!」という橋本さんのお誘いを真に受けて総務省訪問をお願いしたところ、アポ成立!やりました!
早朝大雪になることを見越してタクシーを予約しておいたのが功を奏しました。無事到着できました。
到着すると総務省 行政管理局 企画調整課 箕浦龍一課長が直々にご説明くださいました。弊社に来てくださった美人主査 橋本さと子さんも同席くださいました。総務省の課長ですからエリート中のエリートですよね。恐縮しましたが、とても嬉しかったです。
総務省では場所場面の切り替わりごとに仕事が分断され、移動時間や待機時間が「隙間時間」として活用が困難でした。そこで固定席を廃止することで紙・書類をもたない文化が醸成され手間やコストが削減され、文書保管場所の省スペース化が進みました。
特筆すべきなのは課によって働き方が異なるため、働き方に応じて改革に柔軟性を持たせていることです。一つのやり方を押し付けるのではなく、意見を聞きながら最適なソリューションを適用しているから省内で受け入れられていると感じました。
結果、9割の職員が満足、または働きやすくなったと答え、資料作成の時間が短縮されました。会議スペースの面積が3倍になり、今まで会議場所をとることに四苦八苦していた苦労も取り除けたそう。残業時間も減りテレワークの推進、そして一気にペーパレスも進んだと教えてくださいました。
なによりどこへ行っても同じ「環境」で仕事ができるシームレスな働き方が可能になったことが一番のポイントだとおっしゃっていました。国会・政党本部への訪問や出張講演、会議に打合せ、他府省庁への訪問など日常的に様々な場所を移動しながら仕事するだけにシームレスな仕事の仕方はまさしく効率的な働き方を生み出します。
目から鱗でした。お役所仕事は紙仕事。働き方改革が最も進まない業界だろうと思っていました。が、しかし働き方改革が最も進んでいるのが総務省でした。だからこそどこよりも困難でご苦労が絶えなかったことと思います。それでも箕浦課長は明るく、爽やかに、そして何より楽しそうに我々に丁寧にご説明くださいました。だからこそ、みんなついていくんだろうなと実感しました。改革を進めるリーダーシップの在り方を勉強させてもらいました。
箕浦課長は大のカレー好き。フェイスブックの投稿もカレーの話が8割。そのようなかわいい性格も人を引き付ける魅力なんですね。
そして大雪のこの日。山岸製作所では「今日は車が動かないから自宅勤務にしよう」と指示を出しました。雪国金沢で初めてテレワークの効果を実感した瞬間でした。地方は大都市に比べてテレワークが進みにくい実態があります。雪国でならではの働き方改革もあるんですね。
大変お忙しい中、ご説明くださった箕浦課長、橋本さん、駒崎秘書官、ありがとうございました。我々ももっと働き方改革を進めていきます!
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