みなさま、こんにちは。
金沢の街も秋の香りが深まってきました。
新生活と併せて家具を買うタイミングとなるのが、季節の変わり目といわれています。
今回は、私どもリンテルノで働くスタッフが、実際に家具を購入する際や、購入後に注意している点をご紹介します。
家具を紹介することをライフワークとしている者だからこその、気をつけたいポイントをいくつかピックアップしてみました。
部屋に必ずあるのが、照明です。
平面図で考えがちなインテリアコーディネートですが、立体的に考えた時に照明は無視できない存在です。
ショールームで色や質感が気にいって購入しても、実際に配置してみたら想像していた感じと違うということも多々あります。
最後に照明を配置するのではなく、まずは家具を配置したい部屋の照明をチェックしましょう。
暖色系や寒色系といった照明の色味や、光の当たる角度、影の出来具合などを確認しておきましょう。
とても基本的なことなのですが、家具を購入する際には事前に配置できるスペースをきちんと計測するようにしましょう。
計測する事は購入後の、スペースや動線の確保につながります。
併せて家具本体がどの程度圧迫感を与えるのかといったことや、邪魔になったりするリスクを減らすことができます。
同時に、搬入口の採寸も重要となります。
意外と多いのが、家具を購入した後から家の中への搬入方法を考える方です。
このやり方だと、搬入口から家具を入れることができない場合、家本体を傷つけてしまい、最悪搬入自体ができなくなってしまうことがあります。
ドアがある場合は、扉のサイズではなく、ドアノブのサイズまで測るようにしましょう。
分解して搬入し、後で組み立てができるものは分解しますが、メーカーによっては別料金の場合もあるので注意が必要です。
足りないものを新しく購入する時と、全ての家具を一括でコーディネートする際とでは、家具の選び方がガラッと変わります。
弊社では、すでにお客様のお部屋のテイストや雰囲気が出来上がっている場合には、それに沿う形で家具を選ばせていただきます。
また、新たなセットで購入する際には、ご予算、デザイン、ご利用のシーンなどをお伺いして家具を選びます。
私たちが普段自分の家具を選ぶ際には、このお客様に対するヒアリングを、ある程度自分の中で完結させたうえで家具を選んでいます。
ヒアリングした結果をルールとして決めておくことで、部屋全体に統一感を持たせることができるのと、多数ある家具の中から的を絞って選ぶことができ、時間を効率的に活用できます。
インテリアにかける値段、色、質感、大きさ、生活動線の動きやすさ、どれくらいの期間使用したいものなのかを決めてから探しはじめると、自然に本当に求めている家具を選ぶことができるのです。
せっかく購入した家具ですから、できれば長く使いたいですよね。
そこで、私たちが家具を購入して最初に行うのが、汚れや傷防止の手入れです。
具体的にどのようなことをするかというと、皮のソファであれば、皮用の保護クリームを塗って汚れを防止したり、木製のものなら、傷予防のフィルムを貼ったりします。
汚れる前に予防することで、数年先のコンディションに違いが出てきます。
こういった、汚れ防止の加工や、サービス、グッズは弊社でも取り扱いがありますので、是非ご相談下さい。
家具がプレゼントの中身だと仮定するならば、カーテンはさながらBOXかリボンでしょうか。
プレゼントを包み込むリボンや、箱のセンスがいまいちだと、もらったプレゼントも微妙なものになってしまいますよね。
家具を購入しにお越しになるお客様の中には、昼の部屋のイメージを中心にコーディネートを考える方が多いのですが、夜のイメージも忘れてはいけません。
夜の部屋ではカーテンが非常に主張します。
カーテンを閉め切り窓がふさがれることで、部屋のイメージがだいぶ変わります。
日中の部屋の明るさや、雰囲気も大切ですが、ゆったりとくつろぐ夜の時間の雰囲気も考慮し、全体の統一感を頭に置きながらセレクトすることが重要です。
カーテンは部屋のインテリアの中で、意外と一番目に行くアイテムですので、しっかりと時間をかけて選ぶようにしましょう。
いかがでしたか。
紹介した5つの項目は、インテリアを仕事とするスタッフが実際に購入の際に検討し実行しているポイントとなっています。
このポイントは最低限ではありますが、本当に必要なものを見極め、リラックスできる空間を演出し、充実したライフスタイルの確立のお役に立てると思います。
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