「できるのか!?」から始まりましたが、
2022年5月9日(月)山岸製作所はコアタイムなしのフレックスタイム制度の導入を開始しました。
今年の2月の期首年度方針発表で正式に導入を決定してから3か月で7回もの打ち合わせを重ねました。
当初はフレックスタイム導入ありきの議論に終始しましたが、大切なのは「目的」と「運用ルール」です。
プロジェクト会議では徹底的に運用ルールを磨きました。
・始業時間の見える化と共有方法
・打刻漏れの罰則
・精算単位の確認
・直行の打刻時間
・週一度の朝礼の励行
・週一度の掃除タイムの継続
など
細かいところを詰めていきました。
そして今日の全社キックオフを迎えました。以下の2枚の写真はその模様です
運用ルールも大事ですが、最も大切なのは理念と目的です。
山岸製作所は「金沢のワークスタイルをリードして」行きたいと思っています。
そのためにあらゆる働き方を率先して実施し、自分達で経験することが何よりも大事です。
フリーアドレス、デジタル化、テレワークに続き、フレックスタイム導入を決断したのもそのような理念があるためです。
新しい働き方、フレックスタイム導入の目的は
「ヤマギシ社員の自主性を尊重し、自立した社員が増えること」です。
働く場所と時間を自分で決めることで自主性が向上すると信じます。
決められた場所、時間で働くより自分で選ぶことの価値は実感してくれるはずです。
しかしながら、コミュニケーションが減るのではないかという危惧があります。
そのために、様々な方法でコミュニケーションの質と量をあげるトライをしています。
・営業以外も日報を書く
・日報はコミュニケーションだという意識
・チャット機能の充実
・WEB会議の活用
・作業の見える化
・全社ランチデーの設定
しかしこのようなテクニックより一番大切なのは
1.無関心をなくす
2.愚痴、悪口、告げ口をなくす
ことだと信じます。このような学校で教わる基本的なことが大事です。
村社会ではなく爽やかな風通しのよい企業文化を創っていくことこそが、本当の意味でコミュニケーションの良い、心理的安全性が担保された健全な企業だと思います。
何年かかるかわからないけどやってみようと思います
老舗家具屋、山岸製作所の実験と検証は続きます。
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