金沢マラソン2021・・・・あと3分36秒が遠い！

今年もやってまいりました、金沢マラソン！

今年で6回目（去年はオンライン）の金沢マラソン。めでたく6回連続の6回目の出走。

昨年はコロナのために中止、今年も心配されましたが、無事開催となりました。

関係者の皆さまの努力には頭が下がります。ありがとうござました！

3月から準備を重ねました。

3月72.1キロ

4月131.1キロ

5月160.6キロ

6月107.8キロ

7月169.5キロ

8月255.2キロ

9月261.5キロ

10月236.9キロ

と順調に距離を積み上げてきました！

がしかし、唯一の不安は直前2週間で脚を緩めすぎたこと。

本番2週間前の30キロ走で27キロ地点で痙攣を発症！足にダメージが残る痛さでした。

無理せず残り2週間はノーラン調整。

順調にきていただけにショックでした。

本番はどうしようか・・・。

適当に流して完走を目標にするか、あくまでも生涯目標のサブフォー（4時間切り）を狙うか。

最後まで悩みました・・・。

前日の受付

ランニング中の補食

悩みながらも、前日のお楽しみは「おやつ」選び。

日頃の節制を気にせず、ポシェットに詰め込むお菓子を選びます。

ってか、入れすぎ（笑）　幼稚園の遠足状態。

でも好きなものばかり、楽しみばかりが膨らみます。

5:30の食事

そして、当日。この緊張感はたまらないねー。

フルマラソン当日のルーティーンは決まっています。必ずレース3時間前に食事します。

5:00　起床

5:30　食事　ちからうどんとおにぎり。

8:00　補食　カステラを一切れ。

8:30　出走！

炭水化物のオンパレード。

そしてトイレ対策も大事！水分とりすぎないように注意。コーヒーやお茶ではなくお湯を飲みます。

トイレ対策のために直近一週間は禁酒。これが一番きついわ（笑）

5:30のおにぎり

8:00の補食

そして、いよいよスタート！

天気は良好。むしろ暑いくらい。必ず雨が降る金沢マラソンですが、今年は雨なし。

ここでやっと決断しました。

切磋琢磨して灼熱の８月の連続ラン日数を競い合ったラン友の顔を思い浮かべると、

しんどいかもしれないけど、サブフォーを目指す！

「負けねーぞ！」

勇気をもらいました。

とにかく、行けるところまで1キロ5分35秒ペースを守る！

その後は知らん！「体に聞いてくれ！作戦」で行くことにしました。

この決断がレースへの入り方やペース配分など全てを決めます。

ここまで頑張ってきたんだ、逃げずに全力を尽くしてトライしてみようと決意しました。

スタート前は余裕

スタート地点通過

加賀友禅大使のお姉さま方

ハーフ地点　会社

ハーフまでは順調。むしろ軽いくらい。

前回泣いたトイレ休憩もない。タイムもぴったりサブフォーペース！

山岸製作所前では強制応援（笑）

社員には「山岸晋作」旗を出してもらって、

地元の学童野球チーム森山ラッキーズメンバーも応援してくれます。

30キロ地点

そして30キロ地点。少し重さが始まっているが、まだまだ脚は残っている！

このままいけばサブフォーだ！と思っていたところ、

しかしながら、やはり35キロの壁が襲い掛かる。

暑さのせいか、ふくらはぎにあの感覚・・・・、ピクピク軽い痙攣が始まったのだ。

暑いときには塩分をうまく摂取しないと、脚がつります。

ごまかしながら、そして、ごまかしながら。

そして痙攣した脚をかばうと余計な疲労が重なっていきます。

35キロ過ぎるといつもあの感覚・・・。

脚を動かせども、動かせども進まない。

痛い・・、そして、進まない。

残りの7キロは1キロ平均6分ジャストのペース。目標の5分35秒より25秒遅い。

これが35キロの壁の恐ろしさ。

ゴール！！

残り2キロの長いこと、長いこと。

８月のトレーニングを思い出す。

すると、少しずつながら必ずゴールは近づいてきます。

1キロ、500ｍ、そして最後の陸上競技場のラストストレッチ！

苦しみながら、もたつきながらなんとかゴール！

ゴールと同時に脚全体が大痙攣。まったく動けなくなりトレーナーのお世話になりました。

痙攣して動けない図

デザインがカッコいい

惜しいサブフォーならず！

結果は4時間3分36秒。惜しいーーーー！

たった3分36秒ですが、遠く長い3分36秒となりました。

でも大満足の42.195キロ。

一年の努力が集約されています。

このために走っています！

控えていたアルコールも楽しみ、日頃口にしないラーメンでお腹と心を満たしました。

年に一度の炭水化物

フルマラソンに挑戦できるのも大切な人々のおかげ。

アプリでタイムを気にしながら応援してくれる友達、会社の仲間、家族がいるからこそ挑戦できました。

来年は50才でのフルマラソン挑戦になります。

さ、どんなドラマが待っているかな。

楽しみです。