L'SCENAセールススタッフのしごと
民間のオフィス、公共施設(学校、病院、図書館etc)の新築物件及び改修工事に伴うオフィス家具、施設用家具の商品提案・営業活動をやっています。
具体的にはお客様のご要望、ご予算に応じた家具や空間の提案をします。
限られた予算や厳しい納期の中でもお客様のことを最優先に考えて、ベストな提案をするように心がけています。
新築物件を工業新聞や新築情報などから自分の担当するエリアの情報をチェック。
民間や公共施設の新築や増築などの物件がでているので、
担当するエリアに該当する物件がみつかると、カタログをもってご挨拶に伺います。
L'SCENAセールススタッフの
一日の仕事の流れ
始業の少し前に出社。出社後、スタッフ全員で5分程度、オフィスを掃除。
フリーアドレスのオフィスは、社員が個々に席を持たず、その日のフィーリングで自由に席を選ぶことができる。今日は、大型ワークデスクに座る。
いつものようにスタッフの一人が、コーヒーを入れてくれた。オフィス備え付けのイタリアのデロンギ社のコーヒーメーカーで入れたコーヒーは薫り高く、朝の業務を気持ちよくスタートさせてくれる。
PCを開いてメール・FAXをチェックし、返信対応。
納品の段取りをする。ミスがあるとまずいので納期の確認は慎重に行う。
配送の調整。配送担当へスケジュールの連絡や、大型案件については外注で人手を手配する。
進行中の案件の見積りやメーカへの発注作業などの前日の残務処理。
市内の企業でオフィス改装の打ち合わせ。
提案書やカタログやサンプル帳を広げて、お客様の要望を詳しくヒアリング。
混む時間のピークをずらして昼休憩。
お客様から教えてもらった最近オープンした洋食店に行き、ハンバーグ定食を注文。
最近はボリュームより質重視。
帰社後、打合せ内容を踏まえて見積書作成後、案件に関わるスタッフに声をかけて、打合せスペースでミーティング。こういう時にスタッフの所在がすぐわかるので、フリーアドレスが活かされる。
デスクに戻ると、設計士から社員食堂のプランが出来上がってきていた。
中身をチェックすると、椅子に海外の輸入商品が入っており、予算をオーバーしそうな内容になっていた。
お客様の要望では、使い勝手がよくて、お値段もお手頃で、明るいイメージにしたいという内容だったが、こまかなニュアンスまでうまく伝えきれてなかったようだ。お客様と直接会って話している自分とは、どうしてもズレが出ることがある。
設計士には、椅子をお手頃な製品に差し替えた現実的なプランをもう一つの選択肢として作ってもらうよう伝え、お客様には、両方のプランを提示して比較検討してもらう。そうすることで、設計士なりの考えで作ってくれた案を無駄にすることがなくなる。
営業会議。現状を報告し合って情報を共有し、今後の戦略を練ります。
会議が終わったら再びデスクワーク。見積りなどの書類作業、翌日の配送の手配などをこなす。切りのよい所までやって、業務終了。
会社で契約しているスポーツジムで、マシントレーニング。トレーニング後はジム併設の温泉で汗を流してリラックス。一日の疲労がほぐれる。
ジムを出て夜風が気持ちよい。スッキリとした気分で帰宅。
会社や仕事への思いを聞きました
職場や会社について
現在の営業の人数は10名程。ベテランも所属していますが、今後は若手を増やしていきたいと思っています。
生え抜きの社員が多くて、途中入社でも定着率が非常に高い。理由はやはり人間関係かな、ギスギスしていない。もちろんノルマはありますが、基本的には各一人一人が最初から最後まで責任をもって納品まで担当します。地元に根付いた強みを活かし、時には社長や会長が同行して営業をかける場合もあります。
オフィスの家具と輸入家具、両方を扱っているのが大きな特徴でしょうか。
その2つをミックスした提案もできますし、内装工事も含めた提案が出来る会社は、比較的に少ないと思います。公共施設の美術館、飲食店、住宅、どの様な空間にも対応できる。
山岸製作所として長年地元で培ってきた信頼と実績も当社の強みです。
働き方について
働き方はその日によって、いろいろ変わります。お客様どうしてもこのプランを作って欲しいという場合は、朝方までかかって仕上げるといことも年に何度かはあります。今週は忙しかったなということはありますけれど、一日を通して外出という場合もあれば、社内で見積もりや提案書の作成など、デスクワーク中心の日もあります。
私の担当するエリアは、金沢から珠洲までとかなり距離があります。エリアが広いので車で走る距離はどうしても長くなりますね。能登地区には、当社が家具を卸しているサブ店があります。
今日も、11時小松があったので、10時前にはでて終わって、市内に1件寄って帰ってきました。それからまた小松に行かなければいけないこともありますし、小松に行って能登に行くこともあります。県外への出張も、たまにはあります。
案件内容は、その年にもよりますが、公共施設の仕事が多いですね。
一年のうち、役所の仕事に関しては年度末に業務が集中します。会社の決算期にあたるため、この業界の繁忙期は2月3月になります。
求職者に向けて
最初は見ず知らずの会社へ飛び込み営業するのはとても勇気が必要で、玄関手前で何度も引き返そうとしたこともあります。
しかしそれにくじけず誠心誠意お客様に自社のPR商品説明をし、見積もり引き合いをもらった瞬間は嬉しいです。
特に大型プロジェクトを他社と競合して受注できたときなどは大変嬉しいものです。苦労が実った瞬間は営業マンでないと味わえない醍醐味です。
輸入家具、
内装工事も含め、
どの様な空間にも
対応できるのが強み