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フリーアドレスを行った企業のアンケート結果、自社で行う場合の質問項目

フリーアドレスを行った企業のアンケート結果、自社で行う場合の質問項目

 

新型コロナウイルスによる影響から、リモートワークなど新しい働き方・価値の生み出し方が模索されています。あわせてオフィスの形態としてのフリーアドレスも注目を集めており、導入を検討している企業も増えてきました。

そこで実際にフリーアドレスを実施してどのような効果があったのか、様々なアンケートを見たところ、仕事の生産性や価値の創出とはまた違った効果もあったようです。

またフリーアドレス導入後、自社でアンケートをする場合の質問項目についてもご紹介します。

 

■フリーアドレスを導入した企業の実際の満足度は?

 

フリーアドレスを導入する企業が増えていますが、メリット・デメリット、良かった点・悪かった点などの様々な意見が聞かれます。

実際に導入した企業の満足度、効果はどうなのか、Web上に公開されているいくつかのアンケート結果を見ていきます。

 

■フリーアドレスに関するアンケート結果例

 

実際にフリーアドレスを導入した企業のアンケート、導入していない人も含む無作為でのアンケートがあります。

それぞれ有用な意見がありますので、ぜひ参照してください。

 

<アンケート結果例①>

フリーアドレスの満足度調査~ワークスタイル実態調査

http://www.building.co.jp/news/990/

 

オフィスで働く20〜50代の男女に、アンケートをとった調査です。

「フリーアドレスの導入に関する賛否」は賛成と反対は同数程度ですが、実際に導入した企業での満足度は「満足」が多数で、実際に導入することでフリーアドレスの良さが理解されるという傾向が見られます。

 

細かく見ていくと、「賛成する」と回答した人は20・30代などの若手に多く、40・50代は「自由で効率が良い反面、監督が難しい」と答えています。

 

ここから、フリーアドレスの導入に関しては、マネジメント層の不安を初期の段階からケアしておくことが、フリーアドレスオフィスの効果的な活用に有益だとわかります。

 

 

<アンケート結果例②>

フリーアドレスを、社員21人の小さな会社でやってみた。〈効果測定・社長インタビュー編〉

https://www.sofia-inc.com/blog/2709.html

 

小規模な企業でフリーアドレスを導入した事例です。

フリーアドレスを導入したことに関しては、「とてもよい」が42.9%、「まあまあよい」が52.4%と、95.3%がフリーアドレスに満足している様子が分かります。

 

個別の声を聞いてみると、「毎日いろいろな人と会話ができる」「書類が溜まらなくなった」などのメリットがあり、デメリットとしては、「誰が出席しているかわかりにくい」「席に当たりはずれがある」などの声があったようです。
今後に向けては、リモートワークなどオフィスに来ない働き方との連動が課題になっています。

 

この企業では、ただアンケートをとっただけでなく、アンケートを踏まえた社内での討議も行っているのが特徴です。

 

<アンケート結果例③>

オフィス利用に関するテナント意識調査2019

https://www.cbre.co.jp/ja-jp/research-reports/2019-20198

 

こちらは、フリーアドレスだけでなくリモートワークなども含めたABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)と呼ばれる働き方の導入について調査したものです。

 

導入後の効果として、もっとも高かったのが「従業員の満足度向上」、ついで「コラボレーションの促進」、「コスト削減」でした。
下位の回答をみると、「ウェルネス」や「採用」という声も上がっており、フリーアドレスの導入は、従業員の採用・定着という分野で大きく効果があったことが分かります。

 

逆に「生産性の向上」という声は29%となっています。

実際に効果を実感した企業がある一方で、新しい働き方に馴染めず、効果が十分に出ていない企業もあることが見て取れます。

 

■自社で行う場合のアンケート項目

 

フリーアドレスを導入した後、振り返りとして行うアンケートは以下のような項目がおすすめです。

もちろん当初、フリーアドレスを導入した目的が達成されているのか、目的に沿った設問も必要です。

 

・フリーアドレスに満足しているか?

・他部署の人に相談しやすくなったか?

・他部署の人とコミュニケーションは増えたか?

・雑談・短い業務に関する会話から業務改善につながるアイデアは出てきたか?

・気分転換になっているか?

・自分の仕事の生産性は向上したと考えるか?

 

などなどです。

これらの質問項目に対して、さらにフリーで記入できる欄を用意することで、隠れた効果や問題点が出てくるはずです。

回答内容を忖度することもあり得るので、誰が書いたのかわからないように回答させたり、何を書いても評価に反映されることはないことを伝えるなどの工夫も必要です。

 

WEB上のアンケートからは、フリーアドレス導入にあたって、未経験ゆえの不安やマネジメント上の不安に対するケアが重要ということと、生産性向上については時間がかかる企業があるものの、従業員の採用・定着・健康に関しては効果が出ることが分かりました。

 

そして自社でアンケートをとる場合は、アンケートを踏まえた討議をすることで、より効果が見込まれるようです。

フリーアドレス導入の参考にしてみてください。

 

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