毎日座りっぱなしでデスクワークをしていると、運動不足や肩こり・腰痛など、健康面が気になってくる人も多いのではないでしょうか。
今回は、弊社で取り入れている「立ったままデスクワークができる」スタンディングデスクのご紹介と、立ち仕事を行うことで得られる仕事面・健康面のメリットをご紹介します。
欧米では実践している企業も多い「立った状態でのデスクワーク」。
日本ではまだ馴染みが深いとは言えないため、立って仕事と聞くと「疲れそう」「集中できなそう」というイメージを持つかもしれません。
そこでまずは、立ち仕事の4つのメリットを見ていきましょう。
■仕事の生産性が上がる
一番のメリットは、仕事の生産性(効率)が上がるということです。
立った状態は緊張感を保ちやすいので仕事モードに入りやすく、生産性も上がります。
朝早く職場に来たは良いものの、デスクに座ってパソコンを付けてもなかなか本格的に集中できず、ネットサーフィンして気付いたら一時間近く経っている……なんてことは、立った状態では各段に減るはずです。
■座りっぱなしによる体への負担を取り除ける
一日中座りっぱなしで仕事をすることによる体への負担は、思っている以上に大きいものです。学生時代には体の痛みに悩まされることなんてなかったのに、就職してしばらく経った頃から肩こり、腰痛が辛くなったという人もいるのではないでしょうか?
自分に合うチェアやデスクで作業したり、意識的に休憩を取ることで負担は軽減できますが、それでも解決には至らない場合もあります。最初から座らずに立って仕事をすることで、そうした負担を取り除くことができます。
また、デスクワークで起こりがちな「足腰が弱ってしまう」ことの防止にもなります。座っての仕事を立ち仕事に切り替えると、最初こそ体に疲れを感じるものの、数週間もすれば慣れてきます。落ちてしまっていた筋肉が付いて歩くのが楽になった・電車で立っているのが苦ではなくなったという声も多いです。
■眠気の防止効果
デスクワークで集中力が落ちる時間帯と言えば、昼食後がよく挙げられます。満腹になった状態で眠気に襲われやすいです。「昨日はあまりよく眠れなかった」という日などは特に、睡魔と戦いながらの仕事になってしまうこともあるはず。
昼食後に眠くなりがちな人の多くは、席を立っている時には何ともなく、座って作業を再開した後しばらくしてから眠くなるのではないでしょうか。
スタンディングデスクであれば、そんな眠気も防止できます。昼食後に限らず、長時間座っていると眠くなってくることもあると思いますが、立った状態で突然眠くなることは少ないはずです。
■立ちながらのミーティング・会議は効率的
従来のミーティング・会議と言うと、椅子がたくさん並んだ部屋に集まり、座って行うのが一般的です。しかし弊社では、椅子を用意せず、ひとつのデスクを囲んで行う「立ちながらのミーティング・会議」を推奨しています。
ワシントン大学を始めとする専門機関の調査でも、座ってミーティングを行った場合よりも立って行った場合の方が、興奮状態が維持され、生産的・創造的な話し合いができる確率が高いという結果が出ています。
また、座っている時よりもスピード感のある会話が促されるため、効率的に会議を進めることができます。
ここからは、弊社で実際に導入しているスタンディングデスクについて、写真も交えてご紹介します。
■昇降式のデスクで座り・立ちを自由に切り替えられる
立って仕事をするメリットを挙げてきましたが、一番理想的なのは、立ちたい時には立って、座りたい時には座って仕事ができる環境です。体調面においてもその方が良いということもありますが、仕事の内容によって、または時間帯などによっても切り替えることでメリハリが生まれ、生産性もより向上することが期待できます。
弊社で使用しているデスクは昇降式なので、高さを自由に切り替えることが可能。座り・立ちどちらにするかも、その都度決めることができます。
■高さが変更できる会議用のデスク
会議用のデスクもまた、高さが変更できるものを取り入れています。効率の良い会議の実現に、一役買っています。
立ってデスクワークができる環境を構築するためには、弊社が導入しているようなスタンディングデスクを用意するのが近道です。以前は国内で入手可能なスタンディングデスクと言うと限られたものしかなく、そのほとんどが高価で、興味本位で導入するにはハードルが高い分野でしたが、ここ数年でスタンディングデスクの種類はかなり増えましたので、選択の幅も広がっています。
理想的なのは立ち仕事・座り仕事を自由に選択できる環境です。一日の中でも、その時の体調や仕事の内容に合わせて選択可能な柔軟性が得られることが望ましいです。この機会にぜひ、スタンディングデスクを導入してみてはいかがでしょうか?