オフィスチェアとひとことで言っても、種類や特徴も様々です。
良いオフィスチェアを選ぶには、ポイントをしっかりとおさえておく必要があります。
■機能で選ぶ
オフィスチェアにはいろいろな機能が備わっているので、どのような機能が自分のオフィスに必要なのかを知る必要があります。
代表的な機能や特徴を何点か紹介します。
・背もたれ
ローバックと呼ばれる肩より下のタイプの背もたれから、ハイバックと呼ばれる肩甲骨の高さまであるタイプまで様々です。
さらにヘッドレスが付いたタイプもあります。
背もたれが高い方が、腰や背中への負担が軽減できると言われています。
・ロッキング機能
背もたれの部分が倒れるロッキング機能にも、倒れ方や角度に種類があります。
背もたれ部分だけが倒れるタイプや、背もたれと座面が連動して倒れるタイプなどがあります。
リクライニングの角度は170度まで倒れるタイプもあり、椅子でありながらソファのように仮眠もとれるようなタイプもあります。
他にもアームレストの有無など、機能も様々です。
■素材で選ぶ
オフィスチェアには素材にも様々な種類が使用されています。
例えばファブリックやメッシュ、PVCレザーやPUレザー、皮素材の物やウレタン素材の物まで存在しています。
各素材にはそれぞれメリットや、場合によってはデメリットになる部分もあるので、まずはこの素材にどのような特徴があるのかということを調べてみましょう。
また、素材によって価格も異なるので、自分に合った素材と適正価格を判断して選ぶようにしましょう。
■体に合っている物を選ぶ
人によって体格や体の特徴は全く変わってきます。
そのため、その人によって選ぶべきオフィスチェアというのは異なるのです。
腰が痛い人は長時間座っていても腰に優しい種類を選ぶべきですし、お尻がすぐ痛くなるという人は、腰掛けの部分が柔らかいタイプを選ぶのがよいでしょう。
オフィスチェアの特徴は多岐にわたり、選び方も職場の環境や人によって様々です。
職場によっては回転する椅子の方が適している場合もありますし、アームレストがない種類の方が適している場合もあるでしょう。
もちろん機能が充実していて素材にもこだわっているほど、価格も高くなってきます。
最低限必要な機能な何なのか、こだわりたいポイントは何なのかを判断し、職場や働く人に合ったオフィスチェアを選ぶようにしましょう。