近年、固定された座席がないフリーアドレスのオフィスが注目を集めています。
その理由は、求められる仕事内容の変化にあります。
これまでの決められた作業をこなすだけの仕事でなく、市場に対して新しい価値を創造する仕事が求められています。
フリーアドレスは、これまで一緒に仕事をすることがなかった部署の人たちと会話を交わすことで、新しい発想が生まれる可能性があります。そのため社内のコミュニケーションを活性化し、生産性向上の効果が期待されています。
また、常に外出している営業職やフルタイム勤務ではない従業員の多い職場では、フリーアドレスにすることで日中使われていなかった固定席のオフィススペースを効率的に利用できるといった経費面での効果も見逃せません。
フリーアドレスは毎日席を移動しなくてはならないので、導入にあたってまず問題となりがちなのが個人の書類や文具などの荷物の扱いやバッグの置き位置です。
個人の荷物をどこに置くのか、移動の際にはどう運ぶのかなどの問題は、フリーアドレス導入の際に、社員からの反対意見としてもよくあがりがちですので、事前に対策を立てておく必要があります。
フリーアドレスを導入するにあたって、個人の荷物の問題は、壁際に個人ロッカーを設置するなどの対策が一般的です。
鍵付きで、書類やノートPCなどを安全にしまっておける大きさのロッカーを用意するのが良いでしょう。
帰る直前まで資料を広げて仕事をしていたとしても、そのままざっくりまとめて置いて置けるくらいの広さがあると、必ず綺麗に片付けなくてはいけないというプレッシャーから逃れられ、フリーアドレスの運用がスムーズになります。
そして、机だけでなくロッカーも定期的に場所を変更すると、社員が自主的に荷物を整理するようになるので効果的です。
出社してすぐに荷物が取り出せるように、入口近くにロッカーを設置するという工夫をしている企業もあるようです。
フリーアドレスを導入する企業が増えてきたこともあり、最近ではフリーアドレスに最適化された荷物移動のための便利グッズが多数販売されています。
こういった便利グッズを取り入れることで、フリーアドレスを導入しやすくなります。
【文房具入れの紹介】
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07MZDPRB1/impresswatch-1-22/ref=nosim
デスク周りの文具や書類などををひとまとめにして、立てて使える便利グッズです。立てられるので机の上がすっきり。スマートフォンも立てかけられます。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07MZCWL48/impresswatch-1-22/ref=nosim
収納力抜群のスタンド式のペンケースです。
ペンだけでなく、消しゴムやホッチキスなどの小物も取り出しやすい2段の棚つきで移動にとっても便利です。
https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549337035508?searchno=28
一番のポイントは取っ手があること。業務終了後も楽々移動ができてしまいます。オフィスでの利用だけでなく家庭でも大活躍間違いなしです。
【書類入れ・ファイルボックス風収納グッズの紹介】
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B07MZCB32F/impresswatch-1-22/ref=nosim
PC・マウス・電源ケーブルのほか、筆箱や手帳、ノート等をこの中に無造作に入れておくことができます。
業務終了後はそのまま棚やキャビネットに。綺麗に収まるところがポイントです。
一番広い部分にA4の資料を入れ、他のスペースに文房具を収納することができます。個人用ロッカーにも収まるサイズなのでとても便利です。
日本文具大賞2017デザイン部門グランプリの道具箱。
収納家具や店舗什器にも使われている硬質紙『パスコ』で作られており、薄いのにとっても丈夫だし、何よりも可愛いのでオススメです。
東京の町工場で職人さんが東京の町工場で職人さんが一つ一つ手作業で製作しています。
かばんやバッグに関するもので、まず会社として導入すべきなのは、かばん用フックです。
コクヨから「タフピタ」という強力なマグネットフックが売られており、とても便利です。
これは最大で10kgの重さまで耐えられるので、重たい資料やPCが入ったバッグもで安心してかけることができます。
大抵のオフィス家具はマグネットがつくので、様々な局面で利用できますね。
ほか、壁際にもかばんを置く場所を設定したり、こちらにもフックを用意しておくと使い勝手が良くなります。
またカフェなどによくある、かばんを置くかごなどを用意しておくのも良いです。
意外とあなどれない荷物の問題ですが、様々なグッズを活用して乗り越えていきましょう。