一言でソファといっても様々な種類やサイズがあります。
ここではソファのサイズの中でも奥行きに注目をしてみたいと思います。
ソファの奥行きは深いものと浅いもの、どちらが良いのでしょうか?
それぞれのメリット、デメリットなども紹介しながら説明をしていきます。
奥行きの深いソファのメリットは、なんといってもリラックスができるという事です。
横になる、あぐらをかくなど色々な姿勢を取ってリラックスできるのが奥行きのあるソファの特徴です。
また、奥行きのあるソファであれば、大きめのクッションなどを置いても座るスペースが確保できるので、そういったものを置いてもたれかかるのも良いでしょう。
それだけリラックスができるスペースが確保できれば、ソファで仮眠を取ることもできるでしょう。
では、デメリットとしてはどのようなことがあるのでしょうか。
一番分かりやすいデメリットとしては場所を取るという事です。
奥行きが深いという事は、ソファそのものの大きさが大きくなります。
そのため、置く場所を考えてから購入をしないと、部屋の動線が確保できないという事にもなりかねません。
また、前にテーブルを置いて飲み物を飲み、ちょっとした軽食を食べる場合などは、奥行きが深いソファだと不便という事もあります。
飲食をするためには結局前方に腰掛けることになり、背もたれにもたれかかって使用するという事が難しくなります。
もう一つ重要なデメリットとして、腰や頸椎への負担がかかるという事も挙げられます。
深めのソファで背もたれにもたれかかると、首から背中への負担が大きくなり、リラックスするつもりが逆に疲れたような感じがするという事もあります。
もともと腰などに持病のある人は、特に注意が必要です。
では、奥行きの浅いソファはどのような特徴があるのでしょうか。
奥行きの浅いソファのメリットとしては、背もたれにもたれかかっても比較的正しい姿勢を保つことができるという事です。
そのため、来客をもてなすような場所に置く場合や、ソファの前にテーブルを置いて飲食をする場合などは、奥行きの浅いソファが適しています。
逆にデメリットとして、ソファの上でできる姿勢が限られるため、ゆっくりと寛ぎたいと考える人には向かないという事が言えるでしょう。
奥行きが狭い分、座る部分が狭くなります。
そのため、寝転んだりあぐらをかいたりという事が難しくなるのです。
では、奥行きの深いソファと浅いソファはどちらが良いのでしょうか?
それは使用目的によっても違ってくるため、一概にはどちらが良いとは言えません。
応接間などに接客目的としておくのであれば浅いソファ、リビングなどでリラックスするために置くのであれば深いソファが良いかもしれません。
ただ腰への負担などはきちんと考え、自分自身の体と相談する必要もあります。
ソファをどういった目的で使用するのか、設置する場所のスペースはどれくらいなのかなどを考慮してから、ソファの奥行きを決定すると良いでしょう。