ソファとして活用しつつも、寝ようと思った時にはベッドに早替わりできるソファベッドは、狭い部屋を有効に使うインテリアとして人気の高いアイテムです。
しかし、ベッドとして使用する場合に布団はどうするのか?と、布団をこよなく愛する日本人としては気になるところですよね。
布団の置き場所をどうするのか、そもそも布団は使った方が良いのかなど、気になる疑問をまとめてみました。
「ソファ」としてか「ベッド」としてか、「ソファベッド」はどちらに軸を置いて使用したら良いのでしょうか?
本来は「ソファ」をメインとして使用するのが一般的と言われています。
しかし、中には毎日ベッドとして利用している人もいるので、近年ではどちらをメインで使っても大丈夫な仕様のソファベッドも販売されています。
ベッドとして使わずソファとしてばかり使用していると、よく座る部分が凹んだりする事もあり、ベッドとして使う際に凹んだ部分が気になって寝心地が悪くなる、という弊害も想定されます。
両機能を備えているのがソファベッドですので、ベッドとソファ、両方バランス良く使用したほうが良いでしょう。
また、皮製のソファベッドの場合、通気性も悪く安眠には適していないため、ベッドにする際はマットレスや敷布団を敷いて利用することが、寝心地よくする為のポイントです。
ソファ部分がマットレス状になっているソファベッドもありますが、その場合でも軽い敷布を一枚敷くだけで大分違うようです。
ソファベッドをベッドにする時は何か一枚敷くことをおすすめします。
ソファベッドにはどのようなタイプの布団を敷いたらよいのでしょうか?
マットレスタイプならば軽い敷布一枚、スノコ状態になっているソファベッドなら布団一式敷いても問題はありません。
マットレスが必要な理由は、ソファからベッドにした時の凹凸を気にせず眠るためです。
3つ折タイプのソファベッドの場合などは、どうしてもベッドに凹凸部分ができてしまい、安眠の妨げとなる為、ベッド部分を平らにする必要があります。
通気性が心配な場合は、マットレスの下に除湿シートを敷きましょう。
あれこれ一式そろえてしまうとソファベッドがかさばってしまいそうですが、近年ではソファベッドの需要の高まりからか「ソファベッド専用敷布団」なるものも登場しています。
ソファベッドを買ってから布団を選ぶよりも、布団もソファベッドもひとセットとして考えて揃えた方が良いでしょう。
布団がソファベッドの必要アイテムとなると、気になるのはその置き場所です。
ソファとしても使うわけですから、万年床となる危険を回避するためにも「布団の置き場所」も視野に入れて考え下さい。
一番のおすすめは「収納付きのソファベッド」を選ぶ事です。
足下に引き出しが付いて収納できるタイプのソファベッドは、敷布や寝巻きなども収納できるので部屋をスッキリ見せる事が可能です。
普段あまりベッドとして使う事がない場合は布団袋に収納しておいても良いでしょう。
布団袋がクッションになるグッズなどもあるので、インテリアに華を添える事もできます。
もちろん布団の衛生状態を保つためにも、しまいっぱなしにするのではなく、布団を干したりクリーニングしたりなどのメンテナンスもこまめにやりましょう。
布団の敷きっぱなしは衛生上にも、ソファベッドの機能としても良くないのでおすすめしません。