引越しの時は家の中にあるすべての物を搬出します。
限られたスペースから搬出することや、新居にも搬入しやすくするために、大型サイズの物は解体するなどして分解して運び出すのが良いでしょう。
引越しの時にはドアや窓から全ての物を搬出しなくてはいけないのですが、大きさによっては窓やドアから搬出できない物があります。
たとえばベッドやソファー、食器棚といった大型家具に関しては解体してから運び出すのが一般的です。
解体をせずに無理に搬出しようとすると家具を傷つけるだけでなく、ドアや窓も傷つける危険性が高いので、無理のない形で運び出さなくてはいけません。
引越しは荷物の量にもよりますがかなり大変な作業です。
もしも引越し業者に頼るのではなく自力で引越しを行う場合、大型荷物の解体も自分で行わなくてはいけません。
家具を解体するときのポイントは、説明書を取っておくことと付属品をなくさないようにひとまとめにしておくことです。
大型の家具を購入した時は、いずれ引越しなどで解体することを考えて説明書や組み立て書を失くさないようにとっておきましょう。
万が一失くしてしまったときは、家具を購入したお店に問い合わせて、家具の説明書や組み立て書を新たに送ってもらうと安心です。
引越しのときはいろいろな荷物をまとめて運び出しますので、大型家具の部品が分散して運んでしまうと、後で組み立てるのが大変になります。
無事引越しが済んだら次は荷ほどきの作業が待っています。
業者に依頼をせず大型の家具を解体したときは、それも新居にて自力で組み立てなくてはいけません。
組み立て作業に取り掛かるときは、必要な部品がきちんと揃っているかを確認してから組み立て作業に取り掛かるようにしましょう。
また、組み立てる際に必要な工具を予めそろえておくことや、下階への騒音にも配慮して進めるようにしましょう。
解体や組み立てには、電動ドリルなど専門的な工具が必要な場合もあります。
また、床や壁に傷をつけないよう緩衝材を用意したりと、手間や労力も使います。
それでなくても引越しの時はただでさえ手間がかかるので、大型家具の解体や組立は専門業者に任せた方が安心でしょう。