Yチェアという椅子があるのをご存知でしょうか。
その名の通り、背もたれがY字になっている椅子のことです。
Yチェアは木でできていて、座ってみると木の良さが感じられます。
自宅のリビングにYチェアを置いてみてはどうでしょうか。
Yチェアは、デンマークのデザイナーであるハンス・J・ウェグナーによってデザインされた椅子です。
彼はこれまでラウンドチェアなど500種類の椅子をデザインし、Yチェアもその1つに含まれています。
背を支える支柱がYの文字になっていることから、そう名付けられました。
デザインのルーツは中国の明の時代の椅子がモデルになっているといわれています。
座面には耐久性に優れたペーパーコードが使用され、脚や背もたれなどには曲げ木に最も適しているビーチ材が使用されています。
日本の住居の空間にも溶け込むことができ、インテリアとしても最適な椅子です。
Yチェアの種類は多くあり、バリエーションの組み合わせによって自分好みのYチェアが手に入ります。
フレームの木材には先ほどのビーチをはじめ、アッシュ・オーク・チェリー・ウォールナットでつくられたものもあります。
仕上げ材にはソープやオイルが使われ、塗装にはブラックやホワイトなど、多くの色が用意されています。
座面のペーパーコードもバリエーションがあり、ナチュラルまたはブラックが用意されています。
バリエーションが豊富にあり、どんなインテリアにも相性が抜群にいいと評判です。
使い込むと木材の色が変わり、愛着が増してきます。
座面は広く、奥行きがあるのでゆったりと座ることができます。
背からひじにかけて緩やかに回り込むラインになっているので、ひじをかけやすくなっています。
座面の高さは低く設計されているため、座ったときも疲れにくくなっています。
圧迫感がなく部屋の中でもくつろげるようになっているので、座っただけでもリラックスできます。
Yチェアに関しては、価格が安いリプロダクト品もあり、見た目は似ているもののふくらみの持たせ方にわずかな違いがあり、多少座り心地が良くても強度や耐久性に優れていないものが多いです。