シーリングファンライトは取り付けるだけでおしゃれで高級な雰囲気が出るため、カフェや美容院などにも用いられることの多い家具の一つです。
こちらではシーリングファンライトのメリットやデメリットについて紹介します。
シーリングファンライトのメリットは、冒頭にも記載しましたが、インテリアとして部屋におしゃれなアクセントを加えることができる点です。
その他にもシーリングファンライトは、実用的なメリットもあります。
通常、部屋の空気は冷たい空気が下に、暖かい空気は上にたまります。
そのため、部屋の場所によって温度に違いができることになります。
しかし、シーリングファンライトのファンを回すと、部屋の中に空気の流れができます。
これにより、部屋の温度をどの場所でも一定に保つことができるのです。
部屋の温度を一定に保てるということは、エアコンを使用した際にもエアコンの効率をアップすることができます。
結果的にエアコンが使用する電力を抑えることができ、電気代の節約にもつながります。
また、空気の流れを作ることができるので、雨が多い時期に悩む部屋干しの臭いにも効果的です。
洗濯物の乾きも早くなり、臭いも抑えることができます。
シーリングファンライトのデメリットとして一番に挙げられるのが、重量が重たいということです。
本体重量が重いシーリングファンライトは、設置の仕方を間違えると本体の落下や天井の落下など大事故につながる危険性があります。
次に挙げられるデメリットは、掃除が大変ということです。
扇風機を思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、扇風機をひと夏使用すると、羽には多くのほこりが付着してしまいます。
シーリングファンライトの羽の部分にも、これと同じことが起こります。
扇風機よりも大きな羽のシーリングファンライトには、扇風機以上のほこりがたまりやすいと考えても良いかもしれません。
扇風機であれば羽の部分を取り外して洗えば良いのですが、シーリングファンライトはそう簡単にはいきません。
高い所に設置されているので、脚立や柄の長いモップなどを使用しての掃除が必要になります。
また、吹き抜け部分や階段など簡単に手が届かない場所に設置されている場合は、業者に依頼する、昇降機能のついたものを設置するなどの方法を検討する必要が出てきます。
シーリングファンライトは、最近では軽量や小型タイプも出ていますが、一般的な物で本体重量が5㎏~8㎏程度あります。
その上、ファンが回った状態では天井にかかる負担はさらに大きくなります。
そのため設置する際は、天井の強度の確認や、取り付け部分をネジで補強する必要がある場合もあります。
シーリングファンライトはおしゃれなだけでなく実用的な家具でもあります。
しかし、掃除や取り付けなどデメリットの部分もしっかりと理解した上で、ご自分の家の状況に合うものを選ぶことをおすすめします。