賃貸マンションに住んでいてシーリングファンライトを取り付けたいと考えている人はいませんか?
シーリングファンライトは取り付けるだけで高級感が出るだけでなく、エアコンの効率向上など様々なメリットがあります。
では、賃貸マンションの場合でもシーリングファンライトは問題なく取り付けることができるのでしょうか?
シーリングファンライトは通常のシーリングライトに扇風機のような羽が付いている物になります。
まず知っておくべきことの一つとして「シーリングファンライトの重さ」があります。
シーリングファンライトの大きさにもよって違いますが、一般的なシーリングライトよりも重く6~8㎏の本体重量があります。
これは動いていない状態での本体重量で、ファンを回した状態では天井への負荷がさらに大きくかかると言われています。
ここで問題になるのが、賃貸マンションの天井の強度です。
築年数などにもよりますが、この重さに耐える強度が無い天井の場合、天井が落ちてくるなどの事故になりかねません。
では強度があれば取り付けができるのでしょうか?
ここで合わせて問題になるのが、シーリングファンライトを取り付ける際にはネジでの補強が必要という事です。
ここで確認していただきたいのが、天井に照明器具を取り付けるためについているコンセントのような器具の形状です。
照明を取り付ける器具の左右に耳のような引掛け部分があるタイプは「ローゼット」と呼ばれることが多く、耳のないタイプを一般的には「シーリング」と呼び区別されています。
シーリングファンライトを取り付ける際、このローゼットタイプであれば耳のような引掛け部分のビス穴を使う事で取り付けることができます。
またローゼットタイプは、この耳のような引掛けがあることで、地震などで揺れた際にもライトが回ってはいけない方向に回転して落下してしまうのを防ぐことができ、10kgまでの重さに耐えられるとされています。
しかし、その部分が無いシーリングタイプの場合は、天井に穴を開けてネジで固定する必要が出てきます。
天井に穴を開けるというようなことは、賃貸マンションの場合、自分の判断だけでは行うことができません。
このように賃貸マンションでシーリングファンライトを取り付けるのには、ある程度の制限があります。
では、賃貸マンションに取り付けられるシーリングファンライトはあるのでしょうか?
まずシーリングファンライトはネジでの固定は必要になります。
その為、ネジ穴がある取り付け口が付いているか、もしくは天井への穴あけが可能という前提になります。
その上で、シーリングファンライトの中でも軽量なタイプを選ぶようにしましょう。
軽量な物であれば天井への不可を極力少なくすることができます。
また、薄型、小型タイプのものなど部屋の形状に合わせて選ぶことができるので、その部屋の広さなどによっても多くの選択肢があります。
シーリングファンライトを賃貸マンションに付ける際には、必ず貸主に確認するようにしましょう。
賃貸契約書でシーリングファンライトの取り付けが不可と書かれている物件もあり、貸主によっては天井への負荷がかかるシーリングファンライトを敬遠する方もいます。
退去時にもめてしまう事が無いように、しっかりと確認をしましょう。