おしゃれに見えることからインテリアに取り入れられることも多いペンダントライトですが、照明としてそれだけで十分な明るさを確保することができるのでしょうか。
また、部屋の広さなどによって必要な明るさは変わってくるのでしょうか。
これからペンダントライトを取り入れようと考えている方のために、ペンダントライトの明るさについて紹介していきます。
一般的な照明と比べて、ペンダントライトは照明で照らせる範囲が限られているように感じますが、実際のところはどうなのでしょうか。
ペンダントライトは部屋全体を明るく照らすのではなく、部分的に明かりを取り入れたいときに使用する照明になります。
そのため、いくら明るめのワット数を選んだとしてもペンダントライトで照らせる範囲はそう広くはありません。
どうしてもペンダントライトを使用して明かりを照らす範囲を広げたいのであれば、ペンダントライトを複数用いて部屋全体を照らすと良いでしょう。
照明は部屋を明るくする役割がありますので、適切な明るさの物を選ばないとその役割を十分に果たすことが難しくなってしまいます。
特にペンダントライトはインテリア性には優れているものの、それだけで部屋全体を明るく照らすことは難しいため、他の照明器具と合わせて利用することが多いのではないでしょうか。
例えば、6畳の部屋を明るく照らすためには2700~3700ルーメン程度の明かりを必要とし、8畳を照らすためには3300~4300ルーメンの明かりを必要とします。
これだけの明るさを確保するためには、100ワットの電球が2~3つ分くらい必要になります。
そのためペンダントライトだけで全ての明かりを確保するのではなく、部屋全体を照らす照明と併用することで、適度な明るさが保てるようになります。
リビングダイニングで使用する場合、ダイニングテーブルの真上、ソファーやテーブルの真上などに設置すると、その場所だけをより明るく見せてくれ、部屋全体が華やかな印象になるでしょう。