リビングに併設して和室があるという家を見かけることが多くなっています。
和室があると便利なのですが、リビングと和室という全く雰囲気の違う部屋の仕切りに悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
そこで、リビングと和室を上手に仕切る方法をいくつか紹介します。
リビングに和室が併設されている家の多くは、仕切りとしてふすまが付いているのではないでしょうか?
ふすまを閉めることで完全に仕切ることができる一方、圧迫感が増してしまうというデメリットもあります。
また、開けたままにしていても、ふすま一枚分程度は残るのでそれが気になる人もいるでしょう。
そういう方は思い切って普段はふすまを外してしまい、必要な場合のみ設置するという方法をとってみてはいかがでしょうか?
ふすまを外すことでリビングと和室が完全に一つの部屋になるので、単純にリビングが広くなったというようなイメージになり開放感も増します。
小さなお子さんを和室で遊ばせる場合などは、死角がなくなるので安心というメリットもあります。
元々仕切りの無い場合や、ふすまなどの仕切りを外してしまった場合、ロールカーテンで仕切るという方法もあります。
ロールカーテンは普段は丸まって上部に収納されています。
そのため、仕切りの無い状態と同様に開放感のある状態になります。
急な来客で和室を隠したい場合などには、上部からロールカーテンを降ろすだけで簡単に仕切ることができるので、お手軽な方法と言えるのではないでしょうか?
多少の隙間ができるというデメリットもありますが、手軽さという点は最大のメリットでしょう。
リビングと和室を完全に仕切るのではなく、家具などで間仕切りにするという方法もあります。
間仕切りにする場合は、ハイバックソファ、収納棚、パーテーションなど、その部屋の雰囲気や用途に合わせて家具を設置すると実用的な間仕切りを行うことができます。
収納棚を使用する場合は、仕切りを作りながら収納スペースもでき、パーテーションを使用する場合は、部屋の雰囲気に合わせてインテリアとしても楽しむことができます。
部屋に間仕切りを作ることで、より自分らしい部屋を表現できるかもしれません。
リビングと段差をつけた、小上がり和室も人気があります。
リビングよりも数十センチ上がっている小上がり和室は、実は多くのメリットがあります。
・多くの収納が確保できる
一番のメリットは収納の確保です。
段差になっている部分を引き出し収納にすることで、多くの収納力を確保することができます。
収納を考えて小上がりを作る場合は、35㎝程度の段差は確保すると良いでしょう。
・段差に座ることができる
段差があるのでその段差を椅子替わりにすることもできます。
ちょっとした作業をするときなどにも、この段差が重宝することがあるのではないでしょうか。
いっそのこと仕切りは一切作らないという選択肢もあります。
この場合の一番のメリットは開放感とスペースの有効活用です。
仕切りを作らないことで和室という考えではなく、畳スペースという考えになります。
畳を敷く場所の選択肢も増えるので、一つの大きな部屋として様々な活用ができるようになります。
このようにリビングと和室を仕切るには様々な方法があります。
ご自身の生活スタイルや家族構成によって、リビングと和室を上手に使いたいですね。