今ある家具を移動させたり、新しいアイテムを配置したり、模様替えを行うと部屋の印象が変わって気分転換になりますね。
気分転換だけでなく、部屋の模様替えはより快適な空間をつくるためにも行われると思います。
そのため、模様替えをするにあたっては計画的に行うことが必要です。
失敗せずより快適な空間をつくるために、模様替えのコツや手順について紹介します。
模様替えをするにあたって、まず次の2点をチェックしましょう。
・部屋のサイズを計測する
ベストなのは部屋全体のサイズを測って見取り図を作成することです。
見取り図を作成すると、家具の配置だけでなく動線に必要なスペースも考えやすくなります。
・コンセントの位置や配線を考慮する
物を移動させてコンセントが塞がれたり、コードが届かなくなったり、ということがないようにしましょう。
部屋の見取り図にコンセントの位置を書き込むと、電化製品の配置も考えやすくなります。
模様替えするにあたって、重要なポイントとなるのが家具の配置です。
家具の配置は次の点に留意する必要があります。
・動線と動作空間を考慮する
移動したり椅子から立ち上がったり、生活する中では一連の動きがあります。
移動する経路を動線といい、スムーズに移動するためには一定のスペースが必要です。
また、椅子をひいて立ち上がる際には、椅子の後ろに動作空間が必要になります。
家具を配置するにあたっては動線や動作空間を確保することが必要です。
また、1人が通れるだけでなく、2人がすれ違う場合のスペースも考慮しましょう。
物を避けながら移動しないでいいよう、効率の良い動線を考えましょう。
・家具の配置は大きな物から考える
家具をどこに配置するか考える際、大型の家具から場所を決めるといいでしょう。
これも見取り図に書いて検討するとわかりやすくなります。
大型家具の場所をとりあえず考え、残りのスペースに他の物を配置していきます。
・空間を広く見せる
空間を広く見せるためには、圧迫感のない家具の配置や視覚効果を活用することが有効です。
家具は座った目線より低い物だと、圧迫感がなくなり部屋が広く感じることができます。
生活空間が低くなることで、天井までの高さが高く感じることができるため、視覚的にも広々と見える効果があります。
背の高い家具の場合、部屋を囲むように配置してしまうと圧迫感が増してしまうため、入り口付近にまとめて配置することですっきりと見せることができます。
前述の内容を踏まえて模様替えの手順をまとめます。
1.部屋の見取り図を書く
2.見取り図に家具を配置していく(大型家具から配置する)
3.家具を移動させる(大型家具から移動する)
手順にするといたってシンプルですが、模様替えは計画が大事ですので(2)までを十分に検討しましょう。
家具の移動は重労働ですので、後からやり直しが発生することは避けたいものです。
模様替えした後の部屋のイメージを十分に膨らませてから取り組みましょう。
模様替えをするのであれば今よりもっと快適な空間にしたいものです。
今回紹介した模様替えのコツをぜひ参考にしてみてください。