模様替えをしようと思ったときにネックとなるのが、ベッドやタンスなどの大型家具です。
一人暮らしでなくても、これらの大型家具を移動させるのは、非常に骨が折れる作業ですし、コツが分かっていないと中々できないものです。
そこで今回は、模様替えの際にベッドやタンスを移動する方法について、比較的手軽にできる方法を紹介いたします。
まず、キャリー台車を使う方法があります。
キャリー台車とは、重たい荷物を運ぶ専用の台車のことです。
自宅にないという方でも、ホームセンターやネットショップで購入することができます。
1台購入しておけば、模様替えのたびに使えますし、大型の家具を買い替えるときにも利用できるので便利です。
これは、古くから使われてきた方法ですが、大き目の風呂敷や段ボール、毛布などを大型家具の下に敷いて引きずるという方法があります。
「床に傷がついてしまうのでは」と心配になりますが、毛布や段ボールがクッション材の役目を果たしてくれるので大丈夫です。
毛布や段ボールを床に広げ、ベッドやタンスを少しずつ毛布の上に移動します。
全体がのったら、そのまま毛布や段ボールを引きずれば、ベッドやタンスの重みを感じることなく移動することができます。
ポイントとしては、タンスの場合は引き出しなどを事前に取り外し、なるべく軽い状態で移動できるよう準備しておくと良いでしょう。
大掛かりにならずに簡単にベッドやタンスを移動できる方法が、軍手を使う方法です。
まず軍手を2組用意します。
次に、4つの軍手をベッドやタンスの四隅に敷きます。
そして、ゆっくりと引きずるだけです。
軍手に滑り止めがついている場合は、そちらを上にして敷くと良いでしょう。
滑り止めが家具を固定する役割を果たしてくれます。
毛布や段ボールなどの敷物を使う方法と似ていますが、軍手の方が四隅に敷くだけなので手軽にできます。
ただし、気をつけながら引きずらないと、引きずっているうちに軍手がずれて床を傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要です。
また、この方法は近距離の移動に向いており、段差がある部屋間をまたぐ移動などにはあまり向いていません。
いかがでしたでしょうか?
紹介した3つの方法を使えば、ベッドやタンスなどの大型家具を動かして模様替えをすることができます。
あまりにも大きい家具や重い家具を移動する場合には、専門の業者などに頼み、無理のない方法で模様替えを楽しむようにしましょう。