和室にソファを置こうと考えたときに気になるのは、畳に跡が残ったりへこんだりしてしまわないかということです。
しかし、和室でもソファを置いて寛げる空間にしたいと感じることもあるかと思います。
また、ソファを和室に置くことによって、和室をモダンな雰囲気にし、ワンランク上のおしゃれな空間にしたいと感じることもあるでしょう。
そこで今回は、和室にソファを置いても、跡やへこみがつかないための対策についてご紹介します。
畳はフローリングと違って、重いものを置くとその跡がついてしまいます。
そのため、長い間ソファを畳の上に置いてしまうと、ソファの脚の跡がついてしまうことになります。
したがって、畳が傷まないように対策をとってからソファを置くことが大切です。
また、賃貸などにお住まいの方は、契約書の内容や大家さんに確認するなどしてから、和室にソファを置いても大丈夫か判断しましょう。
中には、跡やへこみがつかないように対策をとったとしても、ソファを置いてはいけない場合があります。
ソファを和室に置いても、その跡やへこみがつかないための対策として、畳とソファの間に敷物を敷くという方法があります。
効果的な敷物としては、床の傷防止のマットです。
コルクでつくられているので、畳に跡やへこみがついてしまうのを防いでくれます。
また、ソファの選び方も重要です。
四つ脚のものだと重さが脚の部分だけに集中してしまうので、跡やへこみがつきやすくなってしまいます。
したがって、フレーム全体で支えるものや、マットレスタイプのようなものを選ぶと、跡やへこみがつきにくくなります。
様々な対策をしたとしても、どうしても畳に跡が残ってしまう場合があります。
そのようなときには、お湯に雑巾を入れて、きつく絞ります。
その雑巾を跡がついている畳の部分に置き、その上からアイロンをかけます。
その後に風通しをよくして畳を乾かすか、ドライヤーや扇風機を当てて乾かしましょう。
そうすると、畳についていたへこみや跡が元に戻ります。
フローリングと違って繊細な畳は、重いものを置くとなるとどうしても気をつかってしまいます。
しかし、ちょっとした対策をとるだけで安心して畳の部屋でもソファを置くことができるので、和室を生活の中の身近な存在にしてみるのはいかがでしょうか。