近年、ベッドで寝る方が多いことから、和室の需要が減りつつあります。
しかし、あえて和室を利用することによって、おしゃれなコーディネイトにしてみたいと思いますよね。
そこで今回は、和室にベッドを置く際におしゃれなコーディネイトになるポイントについてご紹介いたします。
基本的にベッドは洋室に置くものです。
したがって、洋風すぎるものを和室に置くと、畳とベッドのミスマッチ感が否めません。
では、どのようなタイプのベッドを置けば、和室にベッドを置いてもミスマッチを感じないようになるのでしょうか。
和室に合うベッドのタイプとしては、全体的に高さの低いベッドが良いと言われています。
元々、和室で寝る際に使うのは、敷布団です。
したがって、ベッドの高さが高いものよりも、低いものの方が、和室の雰囲気に合わせることができます。
そして、足がついているものよりも、全体がフレームで覆われているものの方がマッチしやすくなります。
色合いも、カラフルなものよりも畳の色合いと合わせて、アースカラーのものを選ぶと良いでしょう。
例えば、木や緑をイメージさせる色合いにすると、おしゃれな雰囲気が増して見えます。
ベッドを置いているけれど、和室をおしゃれな雰囲気にしたいという場合、全体的に統一感をもたせることが大切です。
例えば、ベッドの雰囲気を和室に合わせるだけでなく、掛布団や枕なども和室の雰囲気に合わせたものを選ぶと良いでしょう。
布団や枕は基本的に白でも構いませんが、緑や茶色が取り入れられたものにすると、より統一感が出ておしゃれになります。
また、ベッドのフレームを思い切って黒色にしてみると、引き締まった色合いになるので、シックな大人の雰囲気でグッとおしゃれ感が増します。
和室にベッドを置く場合、どこにベッドを置いたら良いのかと悩んでしまうものです。
窓際に置くと部屋が広く見えますが、きっちり納めてしまうとなんだか面白味がありませんよね。
そこで、思い切ってベッドの頭だけ壁際につけて、部屋の中央にベッドを置いてしまうという方法があります。
この配置はホテルのベッドルームのようなイメージになるので、おしゃれな雰囲気に仕上げることができます。
ただし、スペースに余裕がないと狭く感じてしまうので、部屋の左右のスペースを有効に使えるよう、他の家具をすっきりさせておく必要があります。
和室にベッドを置くというのは、ハードルが高いように思いますが、ベッドのフレームや色合いを調和させれば違和感なく利用できます。
和室を寝室として有効利用したいと考えている方は、ぜひチャレンジしてみてください。