寝室は家具の配置やレイアウトによって部屋の印象や機能が変わります。
特にベッドの配置は、寝室内で重要になってきます。
ベッドの種類もそうですが、寝室の広さによっても配置やレイアウトのポイントが変わってきます。
ダブルベッドの場合だと、部屋の中央に配置するのがオーソドックスとなっています。
中央に配置すると、両サイドやベッド前のスペースがとれるので、ベッドを中心に部屋のレイアウトが決まっていきます。
シングルベッドの場合は、1セットだとスペースが広く確保でき、2セットだとダブルベッドとは違って、ベッドの間にスペースができます。
配置は中央に置くだけでなく、窓側や壁側にも配置することもできます。
窓側や壁側に配置すると、部屋のスペースが広く見えるので、レイアウトがさらに考えられるようになります。
寝室にテレビを配置することを考えれば、寝転んだ場合でもテレビが見やすくなるような高さに配置するのが良いでしょう。
テレビはベッドの前に配置するのがおすすめで、ベッドと同じ高さのチェストに配置すれば見やすくなります。
こうすることで、ダブルベッドの場合でも2人同時にテレビを見ることができます。
部屋のスペースに余裕がある場合は、ベッドの間や脇にサイドテーブルを置くのも良いでしょう。
スタンドライトや目覚まし時計など、必要な小物も置けるので便利です。
ベッドの周りはあまり動き回ることがないため、通路のスペースは最低限でいいでしょう。
目安としては最低でも50センチ程度はみておきましょう。
また、クローゼットの前のスペースは確保しておく必要があり、開き戸の場合、扉とベッドの間には最低でも90センチはスペースをとる必要があります。
クローゼットでも引き戸の場合は最低でも50センチ、チェストなど引き出しを出す場合には最低70センチは確保しておきましょう。