畳の部屋を持つ家が少なくなってきており、フローリングで過ごす家庭がふえています。
フローリングで家族みんながくつろぐために、ソファやテーブルを置いている家庭も多いのではないでしょうか。
ソファとテーブルを購入するときに、その高さのバランスについて知っておくと、より快適にソファとテーブルが使えるようになります。
リビングやダイニングに置くソファとテーブルですが、利用目的に応じて高さのバランスが異なってきます。
ソファに合わせてテーブルを選ぶ場合、ソファの座面までの高さとテーブルの天板までの高さが同じくらいのものが、使い勝手が良いでしょう。
飲み物やお菓子を置いたり、雑誌などを読みながらリラックスする場合は、ソファの座面よりテーブルの天板の高さが5センチほど高いと使いやすいでしょう。
これまで日本の食事スタイルにおいては、ソファとテーブルで食事をとることは一般的ではありませんでしたが、昨今の生活スタイルの変化や、十分なスペースがないといった住宅事情の関係で、ソファで食事をすることもあるかと思います。
ソファとテーブルで食事する場合は、ソファの座面よりテーブルの天板の高さが8センチ以上あると使いやすいといわれています。
また、食事もゆったりと楽しめ、ソファとしてもくつろげる機能を兼ね備えたリビングダイニングソファと呼ばれるようなタイプは、ダイニングテーブルとの高さのバランスも取りやすくなっています。
家具屋にソファやテーブルを見に行くと、ディスプレイ見本がいくつもあると思います。
基本的にディスプレイされたテーブルとソファは、高さのバランスやデザインの組み合わせを選んでセッティングされていますので、そのディスプレイを参考にソファやテーブルを選ぶのも一つの手段です。
また、もしも今現在テーブルかソファのどちらかを持っていて、どちらか一方を購入するのであれば、持っているソファやテーブルのサイズを計測して、その写真を撮影してから家具屋へ行くことをお勧めします。
家具屋にはアドバイザーと呼ばれるスタッフが常駐しています。
ソファや家具売り場には専門のスタッフがいますので、その人にアドバイスを求めてみるといいでしょう。
ソファやテーブルは高さのバランスも重要ですが、使い勝手の良さも、より快適に使うためには必要な要素になってきます。
ソファは必ず腰をかけてから、スプリングの固さなどを自分で確かめて最適な物を選んだ方が、より満足度の高いソファを選ぶことができるでしょう。