AVラックを選ぶ時、見た目や使い勝手、自分の好みなどを考慮にいれるのはインテリアとして当然ですが、重視されるのはその機能性です。
収納性、使い勝手を兼ねそろえたAVラックを選ぶポイントをまとめてみました。
AVラックを選ぶ時は「何をどのように置くか」をあらかじめ想定しておく事がポイントです。
自分好みのインテリアにピッタリと思って購入したAVラックでも、収納する予定のレコーダー(HDD・DVD)とのサイズが合わなかったり、持っているAV機器とラックのデザインがマッチしなかったりなどのミスマッチが生じる事もあります。
また、ゲームソフトやDVDソフトなどのソフト類を収納しきれず、ソフト類や周辺機器がスッキリまとまらないケースもあります。
AVラックを購入する前に、AV機器のサイズの計測、何をどう収納したいか、使い勝手はどうするかなどのプランを計画してから選ぶ事をおすすめします。
AVラックはただ物を置く収納棚ではありません。
収納する物には配線が付いており、起動する時は熱を帯びます。
そのためにAVラックには配線用の穴や、放熱用の隙間が設けられていますが、デザインを重視したタイプだと配線や放熱への対処が最低限にとどめられている場合があります。
まずは手持ちのAV機器の配線がどれぐらいの量になるのか、複数台置けるタイプなのかを確認しましょう。
レコーダーもゲーム機もフル回転するご家庭であれば、放熱に優れたフレームタイプのラックがおすすめです。
AVラックには木目デザイン、メタリックデザイン、和モダンなどのデザインがあり、
ローボードタイプ、ハイボードタイプ、コーナータイプ、天板回転式タイプなどのスタイルが主流です。
リビングでゆったりとDVD観賞をする場合ならローボータイプやコーナータイプを、収納にこだわるならハイボードタイプなど、機能だけでなく部屋のインテリアにあわせて選ぶ事も大切です。
近年はフレームラックが市場に増えてきていますが、小さいお子様のいる家庭ではAV機器にいたずらしないよう配慮するには扉付きが良いでしょう。
扉には引き戸タイプとフラップタイプがありますが、部屋のスペースに余裕がない場合は引き戸タイプ、部屋のスペースに余裕がある場合はフラップタイプがおすすめです。
AVラックは実用性も重視したい家具の一つです。
自宅にあるAV機器のタイプやAV機器を使う頻度、部屋のトータルコーディネートなどを総合的に考えて選びたいものですね。