食器棚に食器を収納する時には、見た目も考えて綺麗に収納したいと考える人も多いでしょう。
お皿などを収納する際はそんなに悩まないと思いますが、グラスの収納方法はどうでしょうか?
グラスを収納する際、口を上に向けるのか、それとも下に向けるのかなど悩んでいる人もいると思います。
ではグラスを収納する際、どのような置き方をするのが良いのかを、それぞれのメリットやデメリットを挙げながらご紹介します。
グラスを下向きで収納する場合はどのようなメリットやデメリットがあるのでしょう。
下向きで収納する人の多くは、グラスの中にほこりや異物が入るのを防ぐためにしているのではないでしょうか?
また、グラスは飲み口の部分の方が広がっている物が多く、下向きで置くことで安定感が増すということがあります。
下向きのメリットとしては上記の二点が挙げられます。
では、デメリットはどのようなことがあるでしょう。
まず、下向きだと飲み口の部分に食器棚が触れてしまいます。
そうすると食器棚の汚れやほこりがグラスにダイレクトに付いてしまいます。
また、安定が良いように感じるのも実は危険な部分なのです。
グラスの重心は一番厚い底の部分です。
下向きで収納すると重心が高くなることになるので、地震の際などには倒れる危険性が増してしまいます。
では上向きの場合はどうでしょう。
デメリットとしては、口が上に向いているのでほこりや汚れがグラスの中に入ってしまうということがあります。
メリットとしては、広い口の部分が上にあるので、食器棚から取り出す際につかみやすく落としにくいという点や、重心が下になることで地震などの際に倒れにくくなる、などが挙げられます。
ではグラスを収納する際、下向きと上向きはどちらが良いのでしょう。
おすすめは上向きでの収納です。
確かに下向きにすることでほこりや異物などが入りこむことは防ぐことはできます。
しかし、地震の際の危険性などを考えると、上向きで収納した上で、使う前には一度水で洗ったりしてほこりを除去する方がおすすめです。
それに下向きにしたからといって、必ずしも綺麗なわけではありません。
上記でも述べましたが、食器棚自体の汚れなどが付着してしまう可能性もあるからです。
グラスを収納する際、食器棚に何か敷物は敷いていますか?
そこも人によって考え方は違うと思いますが、安全性の面から言うと敷くことをおすすめします。
今は食器が滑りにくい専用の敷物などもあります。
そういったものを敷くことでグラスが食器棚から落下することを防止することもできます。
ただ、敷物を敷く際には日頃の手入れは必要です。
敷物を敷くと付着したほこりや汚れなどに気付きにくくなります。
手入れをきちんとしなければ衛生面で問題が出てしまうのです。
グラスの収納方法にはこれといった決まりがあるわけではありませんが、安全性を最優先にした収納をすることをおすすめします。