家具は生活に必要なものであり、長く使い続けていきたいものでもあります。
愛用の家具であればなおさら長く使いたいものですが、家具にも寿命や耐用年数があるといわれています。
寿命や耐用年数を知っておくと、買い替えのタイミングを把握することもできます。
ベッドやマットレスは種類によって異なりますが、長く見て10年くらいだといわれています。
マットレスを使用していると、人間の体重が毎日のように負荷となり、頭や腰などの重さで多くの負荷がかかることになり、凹みができてしまいます。
ベッドの上に敷く布団に関しては、掛け布団が10~15年、敷き布団が5~10年だといわれています。
布団の場合、中綿がへたってきたり寝心地が悪くなってきたりすれば、寿命だといわれています。
ソファの使い方や素材によっても異なりますが、きちんとお手入れをすれば10年以上長く使い続けられるものもあります。
特に本革のソファは耐久性も高く、ホコリやダニもつきにくいため長持ちしやすいといわれています。
ただし、合成皮革や布張りのソファと比べると高額で、普段のお手入れにも革専用のクリーナーを使うなど、多少面倒な点もあります。
合成皮革のソファは本革のソファより価格が安い分耐久性は劣り、5~7年が平均的な寿命といわれています。
布張りのソファは価格も比較的安く、カバーを取り外して洗えることなどからお手入れも簡単です。
しかし、ホコリやダニがたまりやすいので注意しましょう。
寿命としては8~10年位が目安となります。
日常的によく使われるテレビは、生活内であらゆる情報を入手する手段として使われています。
そんなテレビの寿命は7年程度で、長く使用しても10年程度といわれています。
テレビに使われている部品の耐用年数が10年程度といわれているので、それ以上使うと部品が故障してしまうことがあります。
テレビ台自体は、普段人が体重をかけたり物を出し入れするものではないので、急激に劣化することはありません。
ただし、テレビのサイズが大きくなるほど重量も増えますので、長年使用している間にたわみが出てくることがあります。
また、テレビの寿命による買い換えでサイズも変更する場合には、テレビ台のサイズも対応するものに交換しなくてはなりません。
そのためテレビを買い替えるときに、テレビ台も新しくするというケースが多くあるようです。
カーテンは部屋の明るさを調整したり、部屋の内部を外側から見られないようにするために使われ、インテリアとしても大事なポイントです。
長く同じカーテンを使用すると、生地のへたりや雑菌の繁殖などがみられるようになります。
このように衛生面を考えてみると、カーテンの寿命は大体5~8年程度だと考えられるでしょう。
カーテンなどを買い替えるときは、これらの寿命を参考にしてみましょう。