カーテンを新調するとき、ぴったりの長さを購入するため、長さを測りますよね。
しかし、カーテンはどの位の長さが最適なのでしょうか。
ここでは、そんなカーテンの長さに関する疑問について解決していきましょう。
カーテンの最適な長さというと、どのくらいの長さを想像するでしょうか。
床に軽く擦るぐらいの長さのものか、はたまた、床から少し浮くような長さのものでしょうか。
これには明確な答えはありませんが、一般的には床から1~2センチ浮いているのが理想的とされています。
床から少し浮いている方が、ほこりが溜まりにくくなります。
それでは、床につく場合とつかない場合では、それぞれどのような影響があるのでしょうか。
・床につくぐらいの長さの場合
冬場、冷気が入ってこず、部屋の暖かい空気も逃げにくくなるので、暖かさが保てるというメリットがあります。
しかし、床と擦ってしまうことで、生地が破けたり、汚れたりと傷むのが早いというデメリットもあります。
・少し床から浮くぐらいの長さ
冬場に隙間から冷気が入ってきてしまうというデメリットがありますが、カーテン生地がほこりを巻き上げることなく、普段の掃除もしやすいです。
以上のことを考慮して、それぞれ何を優先させるのかで、どのくらいの長さにするか決めると良いでしょう。
カーテンの長さを測るのに基準となるのは、縦横ともにランナー(カーテンをひっかける輪っか)だということを覚えておいてください。
まず横の長さ(幅)は両端についている固定ランナーと固定ランナーの幅を測ります。
これに2~5%ほどゆとりを持たせて注文する場合がほとんどです。
お好みで(採寸幅)×1.02~1.05します。
縦の長さ(高さ)はランナーから床までを測ります。
床から少し離したい場合は、採寸した長さから-1センチ~-2センチほどして注文します。
同じ高さのランナーのレースカーテンは、手前にあるドレープカーテンよりも1~2センチ短くして、内側から見たときにレースカーテンがはみ出さないようにすると良いでしょう。
以上のことを踏まえて、カーテンを購入した後に長さが合わなかったというようなことがないようにしましょう。
また、店舗で買う場合は自宅まで採寸へ来てくれるサービスもあるので、心配な方はお願いすると間違いないですね。