部屋のインテリアを考えるとき、カーテンの色と素材はとても大切です。
カーテンが部屋に占める面積は大きいため、カーテンの印象を変えると部屋の感じもガラッと変わります。
カーテンの印象は色と素材で大きく変わるため、こちらではカーテンの選び方について紹介していきます。
カーテンを選ぶ場合は、インテリアの雰囲気とカーテンに求める機能の2つを考えて選んでいくと良いでしょう。
近年では様々な機能を持つカーテンがあります。
例としては防音・遮光・遮熱・保温機能などです。
外から見えにくくして、プライバシーを守るミラーレースなどもあります。
このような機能を求める場合は、それに対応したカーテンを選ぶようにします。
次にインテリアの雰囲気にカーテンを合わせるようにカーテンを選んでいきます。
部屋のインテリアの雰囲気とカーテンの特徴を合わせるとき、カーテンの色と素材の特徴を合わせると選びやすくなります。
カーテンの色は部屋のインテリアと調和するように選びます。
インテリアコーディネートに自信のない人でも失敗しない方法は、家具やファブリックと同じ系統の色を選ぶ方法です。
例えば寝室のベッドカバーが青色なら、水色のカーテンを選びます。
こうすることで、統一感があり落ちついたお部屋にすることができます。
また、黄色と緑や、緑と青など似ている色を選ぶとなじみがよくなります。
さらに、部屋のインテリアと補色関係にある色を選ぶと、カーテンが浮くことなく印象的な部屋をつくることができます。
また、色自体も人に与える心理的影響がそれぞれ異なります。
各色の特徴を知っておくと、カーテン選びに役立つかもしれません。
代表的なものをご紹介します。
これらの色の特徴を知って、そのお部屋に合うカーテンの色を選ぶと効果的ですね。
カーテンの素材も、部屋の雰囲気に影響します。
また、お手入れのしやすさも素材によって異なります。
カーテンに使われている代表的な素材は、ポリエステル・アクリル・綿です。
それぞれの特徴をみていきましょう。
合成繊維のポリエステルはシワになりにくく、特殊加工が容易です。
防炎カーテンなど機能性のあるカーテンのほとんどは、ポリエステルでできています。
アクリルも合成繊維ですが、弾力性がある生地で、発色の良いカーテンに用いられています。
生地が安定していて耐久性があるので、ほとんどのカーテンはポリエステルかアクリルから作られています。
どちらも乾きやすいことから比較的カビに強いのが特徴です。
しかし、合成繊維のため、静電気やホコリがつきやすいのが欠点です。
天然繊維の綿はナチュラルな雰囲気のカーテンが得意です。
柔らかい印象を与えるのでナチュラルインテリアには必須です。
しかし、湿気を吸って乾きにくいのでカビが繁殖しやすいのが難点です。
いかがでしたでしょうか。
カーテンの色や素材の特徴を知ることで、用途や部屋の雰囲気に合ったカーテンを選ぶことができるようになります。