カーペットは頻繁に洗うことができないということから、ダニがついてしまうのではないかと気になってしまうものです。
また、お子さまがいらっしゃるご家庭や、ペットがいるご家庭では、特に気を付けたいと考えていらっしゃることでしょう。
そこで今回は、カーペットのダニ防止対策について紹介します。
カーペットは湿気がこもりやすく、ごみや埃などもたまりやすいため、ダニの温床になりがちです。
一般的に、カーペットに掃除機をかけたとしても、ダニは残ってしまうといわれています。
そこで、カーペットのダニを駆除するためには、スチームアイロンを使うのが有効です。
スチームアイロンをカーペットにかけていくことによって、その高温でダニが死滅します。
ダニは65度以上の高温で死滅するといわれています。
そのため、スチームアイロンでなくても、高温乾燥器などを利用すれば、ダニを死滅させることができます。
ただし、カーペットによっては高温に弱い素材もありますので、注意が必要です。
ダニが死滅したら、その死骸をしっかりとっていかなければならないので、掃除機で吸い取っていきましょう。
掃除機では心配という場合には、水洗いできるカーペットであれば丸洗いします。
水洗いできないものは、ブラッシングなどをしてから掃除機をかけると、ダニの死骸を吸い取りやすくなります。
そもそもダニを防止するためには、小まめに掃除をすることが大切になります。
ダニは埃や汚れに集まりやすいといわれているので、日頃から掃除機を小まめにかけることが必要です。
ダニが寄ってこないようにするためには、市販されているダニを防止するスプレーも効果的です。
このスプレーは手作りすることもできます。
ドラッグストアなどで販売されている消毒用のアルコールスプレーの中に、レモンの皮や絞り汁を入れてつくります。
スプレーした後は、窓を開け扇風機の風をあてるなどして、しっかりと乾かすようにしましょう。
また、カーペットの臭いをとるのに効果的な重曹は、ダニ予防としても効果があります。
重曹をカーペットにまき、しばらく放置した後、掃除機で重曹を吸い取ります。
重曹は湿気を取り除く効果もあるので、ダニ予防にも役立ちます。