フローリングにカーペットやラグを敷くと、お部屋の雰囲気も変わりおしゃれな空間が演出できますよね。
また、小さいお子様がいらっしゃるご家庭では、床に傷がつかないようにするためにカーペットを敷いている、という場合もあるのではないでしょうか。
床に敷いているから汚れやすいものであるとはいえ、できればシミができても綺麗に落としたいものですよね。
そこで今回は、コーヒー、ワイン、チョコレートがついてしまった場合の、カーペットの染み抜き方法について紹介します。
コーヒーをカーペットにこぼしてしまってシミがついてしまったという場合、中性の洗濯用洗剤、ぬるま湯、水、乾いたタオル3枚を準備します。
まず、コーヒーをこぼしてしまったら、すぐに乾いたタオルで吸い取ります。
この時、シミが広がってしまわないように注意しましょう。
次に、ぬるま湯に中性の洗濯用洗剤を入れて溶かし、そこに乾いたタオルを浸します。
浸したタオルを固く絞って、そのタオルでシミの部分を叩き拭きしていきます。
シミをとることができたら、水に濡らして絞ったタオルで拭き上げます。
この方法は、紅茶のシミの場合にも使うことができます。
ワインのシミができた場合、台所用の洗剤で落とすという方法もありますが、最も簡単な方法として塩で落とすという方法があります。
まず、乾いたタオルでワインを吸い取ります。
しっかり吸い取ることができたら、そこに塩を塗り込んでいきます。
塩の量としては、そんなに塩を塗り込んでもいいのかというくらいの量を使います。
数時間経った後に塩を除去し、乾いたブラシでブラッシングを行い、水で濡らして固く絞ったタオルで拭き上げていきます。
この方法は、ビールなどアルコール類のものに使うことができます。
チョコレートのシミができた場合、体温に近いぬるま湯と古い歯ブラシ、食器用洗剤、乾いたタオル、水を準備します。
まず、固形物を取り除きます。
次に、ぬるま湯に浸したタオルで拭き、チョコレートを溶かしながらタオルに染み込ませていきます。
それから、古い歯ブラシに食器用洗剤をつけて、軽く叩いていきます。
最後に、水で濡らして固く絞ったタオルで拭き上げていきます。
この方法は、バターやマーガリンの場合にも使うことができます。
シミをつけてしまった場合には、焦って余計にシミを頑固なものにしてしまうものですが、落ち着いて対処すればすぐに取り除くことができるものです。
どんなシミにも共通して言えるのは、まずは水分を吸い取り、ゴシゴシこすらずに叩くようにして汚れを落としていくのがポイントです。
ついたシミの種類に合わせて、カーペットのシミを取り除くようにしましょう。