本棚に置いている本は読まないために動かさないものが多く、ほこりが溜まりやすい環境になっています。
気付くと綿ぼこりのようなほこりがたくさん溜まっている、という経験をした事のある人も多いのではないでしょうか?
では、本棚を掃除して同時にほこり対策をするにはどうすれば良いのでしょう?
本棚の掃除をする場合には、まず本棚を空にする必要があります。
まずは本棚に立てている本を全て取り出しましょう。
空になった本棚であれば掃除機や、静電気でほこりを吸着するハンドタイプのモップなどで簡単にほこりを取り除けます。
この時、本を置く部分だけでなく、天板など目に見えにくい部分も綺麗にしておきます。
こういった部分にほこりが残っていると、本を置いた後すぐにほこりが落ちてきて汚れてしまいます。
また、せっかく本を取り出しているので、本棚を動かせるのであれば本棚の裏などのほこりも取り除いてあげると、掃除後にほこりが再び溜まることを防止することもできます。
ほこりは本棚だけでなく本にも付着しています。
本のほこりも除去しなければ、本を本棚に戻した後に本棚がほこりまみれになってしまいます。
ただし、本のほこりを除去する際には注意が必要です。
紙製品である本は弱いので、ハンドタイプのモップや柔らかい布などで優しく取り除きましょう。
本棚の掃除は上記のように比較的簡単にできます。
ここで重要なのは掃除後のほこり対策です。
本棚にほこりが付かないようにするにはどうすれば良いのでしょう。
ほこりが付かない様にするには、ほこりを引き寄せる静電気を防止することが重要です。
ここで役に立つのが洗濯用柔軟剤です。
洗濯用柔軟剤には静電気を防止する成分が含まれており、ほこりを付きにくくする作用があります。
水に少量の洗濯用柔軟剤を入れた物を雑巾に含ませ、ほこりを取り除いた後の本棚を拭くことでほこりの吸着を防いでくれるのです。
この時の濃度は水5に対して洗濯用柔軟剤1程度が望ましいでしょう。
このように本棚のほこり対策は身近にあるもので簡単にできます。
ただこれはあくまでも付きにくくするというだけです。
定期的に掃除と対策をすることで、綺麗な本棚を保つことができるようになります。