みなさんはマットレス付きのベッドの上に布団を敷いていますか?
マットレスがあるのだから布団はいらないだろうという人や、マットレスと布団は別物だという人など色々な考えがあるかと思います。
実際のところマットレスの上に布団を敷くのが正解なのでしょうか?
今さら周囲の人に聞けない、というような視点から紹介していきます。
ベッドのマットレスの上に布団を敷くメリットとしては、暖かくして寝ることができるという点でしょうか。寒いときには良いと言えるでしょう。
また、マットレスの上に直接寝ると、摩擦や重みによって表面が傷んだりする可能性があります。
布団を敷くことでマットレスへの直接的な負担は軽減できるでしょう。
マットレスはスプリングやコイルなどによって、体の重みを適切に分散して負荷を軽減するよう作られています。
マットレスと布団を重ねて使用することで、弾力が適切ではなくなるため腰に負担がかかりやすくなるということが挙げられます。
腰痛の人は重ねて寝ない方が良いでしょう。
他にも蒸れやすくなるという欠点があります。
重ねて使うことで通気性が悪くなるので、汗がしっかりと蒸発しないでこもってしまうことになります。
湿気がこもるとダニやカビの発生源になり、カビやアレルギーを発生する原因となることもあります。
マットレスが固めのタイプで寝ていると体が痛くなったり違和感がある場合は、布団を1枚敷くことで丁度良い硬さに調節することができます。
その場合は、ベッドパッドなど、ベッド用の敷き布団を使用することをおすすめします。
ベッド用の敷き布団は、一般的な物よりも薄く作られています。
ベッドの上のマットレスに合うような柔らかさになっているため、腰にかかる負担も適度に軽減してくれ、痛くて眠れない人でも安心して使用することができるでしょう。
どちらが正解というのはありませんが、基本的にマットレス付きのベッドに敷き布団を重ねて使用するのはおすすめしません。
マットレス付きのベッドは、マットレスにボックスシーツ等を被せてそのまま使える仕様になっています。
布団を使用するのであれば、マットレスが付いていないタイプのベッドを選びましょう。