テレビボードには高さが低いロータイプをはじめ、高さの高いハイタイプや、システムタイプなどさまざまな種類があります。
それぞれ、適した設置場所や使い方が違ってきます。
ここでは、テレビボードの種類と特徴、どのような部屋に向いているのかについて紹介させていただきます。
ロータイプと呼ばれるテレビボードの高さに定義はありませんが、一般的には高さが50cm以下のものをロータイプとして取り扱うショップが多いようです。
ロータイプのテレビ―ボードの多くは、テレビ台の下にDVDレコーダーや小物などを置く
収納スペースがついています。
その他の特徴には以下のようなものがあります。
・コンパクトで高さを抑えたタイプのため、圧迫感を感じさせないのが特徴です。
・寝ころんだままテレビを見ることが多い方、床に直接座って見ることが多い方に向いています。
・部屋を広く見せたい方におすすめです。
・一人暮らしの方、自室にテレビを置きたい方に向いています。
ロータイプと同様、ハイタイプと呼ばれるテレビボードの高さにも定義はありませんが、一般的には高さが50cm以上あるものをハイタイプとして取り扱うショップが多いようです。
なお、ショップによっては高さが50cm~60cmのタイプは、ミドルタイプとしているところもあります。
ハイタイプのテレビ―ボードは、テレビ台の下だけでなくテレビの上にもシェルフがついているなど、上部の空間を有効活用できる造りとなっているものが多くあります。
そのため下記のような特徴があります。
・テレビ台の下だけでなく、上部にも収納機能があるため、ロータイプと比べて収納がたっぷりできます。
・DVDやゲーム機など、テレビ周りに収納したいものがたくさんある方におすすめです。
・広いお部屋、リビングに向いています。
・テレビの高さもある程度の高さになるため、ソファーに座りながら見る方に向いています。
システムタイプと呼ばれるテレビボードにはロータイプもハイタイプも含まれます。
システムタイプは、テレビボードのサイズで区別されるというよりは、収納スペースが多かったりオーディオ機器と一体になっているなど、機能の多様性の面から区別されています。
なお、システムタイプのテレビボードは、部屋の壁面とくっつけて使用する壁面タイプが主流です。
その他の特徴には以下のようなものがあります。
・収納力があり、テレビを含め、お部屋全体のインテリアとしても活躍してくれます。
・テレビ周りの収納があわせてできます。
・広いお部屋、リビングなどに向いています。
組み合わせタイプのテレビボードは、テレビ台の部分と収納スペースであるシェルフ部分が独立していて、それぞれ単体で使用したり組み合わせたりして使用できるタイプです。
例えば広いリビングであれば、テレビ台の左右にシェルフをセットし横長に使用することができますが、スペースに余裕のない部屋であれば、シェルフは縦に積み重ねて上部の空間を有効活用することで、部屋を広く使うことができます。
他にもキャスターのついた可動式のテレビボードがセットになっていて、角度によってテレビの向きをかえられたり、ボードを伸縮させることでテレビ台を収納することができるタイプなどもあります。
これらの機能により、組み合わせタイプのテレビボードには下記のような特徴があります。
・収納するものやスペースに合わせて、組み合わせることが可能です。
・引っ越しや模様替えも簡単にできます。
・収納力のある棚などと組み合わせることができるので、テレビ周りの整理もできます。
・テレビの大きさが変わっても対応がしやすいので便利です。
・部屋に圧迫感をだすことなく、収納スペースをもつことも可能です。
・自由に組み合わせできるので、一人暮らしから家族でお住まいのリビングにも適しています。
テレビボードの種類や、特徴を紹介させていただきました。
どのような場所に設置するのか、どのようにお部屋を使いたいのかによって、適したテレビボードは変わってきます。
ご自身の理想をイメージして、ぴったりのテレビボードを見つけてくださいね。